私が10の頃、
両親が亡くなった
事故死だったらしい
医者に何を言われても
『そっか』
としか反応できなかった
2人がなくなる前日、私は2人にドライブに誘われた
特に用事もなく、2人の事が大好きだった私は承諾した
でも、朝起きたら家には誰もいなかった。
おいてかれたのかな
なんて考えていたら
4時間後、警察が来た
両親が亡くなったという報告だった
自分の中の魂が抜けていくような感覚があった
ただ、それだけ
お葬式の準備は親戚の人たちが色々やってくれた
聞いた話だと2人の部屋には遺書があったらしい
ただの事故か心中か、真実は2人がいなくなってしまった今
真実を知るすべはない。
お葬式の最中も私は泣かなかった
泣けなかったという方が正しいのだろうか
1つ言えることが言えるとしたら
初めて寂しいとかんじたという事。
かなしいね












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。