⚠️付き合ってる
梅原裕一郎 視点
江口家にて
久しぶりに休みが被った。
ヤりたい放題、そう思ってたのに...
江口さん...酔ってんな.....
いつもよりも声がでかくてうるさい。
意外と素直。この酔っ払い達。
帰る、と言いながら何故か寝始める酔っ払い達の
せいで2時になってしまった。
急に言い出したもんだからとても焦った。
足を持ってトイレまで引きずった。
トイレに着いた途端、便器に向かって吐いた。
漏れそうって言ってたくせに。
そっと扉を閉めた。
二日酔い来るな。あれは。
ヤる気満々で慣れない洗腸をして来たのに。
考えてたらムラムラしてきた...どうする...俺...
寝室に向かった。
1人で抜いてやる。
探し回った。
ベットの下に転がっていた。
ローションを拾い上げて
ズボン、下着を脱ぎ捨ててベットに寝転んだ。
穴にローションを垂らした。
冷たい。いつやっても慣れないんだよな...
中指を入れてくねくねと動かした。
前立腺を見つけた。
指の腹で擦った。
指を二本、三本、と増やしてみる。
奥が疼き出した。
江口さんのじゃないと届かない所。
必死に指を動かす。
イきそう...
突然、寝室のドアが開いた。
指を引き抜き、両手を広げた。
俺に跨り、ハグをしてくれた。
暖かい。江口さんの体温。
太ももに硬くなったモノを当ててくる。
江口さんはズボン脱いで
下着から硬くなったモノをさらけ出した。
思わず生唾を飲み込んだ。
ぐぐぐ、と奥に押し込んでくる。
内臓が持ち上げられるようなこの感覚、久しぶり。
深呼吸をして呼吸を整える。
江口さんのモノが奥まで入り込んでくる。
圧迫感ばかりで苦しいのに
感じるのはなぜか快感ばかりだった。
昨日の夜の記憶がない。
何回ヤった...?
水を持ってきてくれた。
起き上がろうとした。
腰に激痛が走る。
...この痛みも久しぶり〜.....
しゃがんでくれた。
おんぶなんて何十年ぶりだろう。
ぐ、ぐ、ぐ、と徐々に目線が高くなっていく。
たまにはおんぶしてもらおうかな。
そう思える一時だった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。