さっきと変わらず吹く風。
その風に結構派手な髪色がなびく。
さらさらで、色白な肌、見覚えのある4人の後ろ姿。
私は色々な感情が込み上げて、思いっきりみんなに後ろから抱きついた。
みんなは気づいてこっちをふりかえってくれた。
みんなは強く抱き締めてくれて、泣いて喜んでくれた。
本当にいい仲間を持ったことを思い知らされた。
変に強がることもいらない、ただまっすぐ気持ちをぶつける。
だって、しっかりしてたさとみも泣いてて、強がりなころんも泣いてて、忍耐力が強い莉犬も泣いてて、涙を滅多に見せないるぅとも泣いてるから。
今、この瞬間が愛しい。
そう笑う。
"大事な存在は意外と近くに"
そんな言葉を聞いたことがあるけど、本当はずっと気づいてた。
そう、10年前の今日交わした大事な約束。
1、この約束を一度もお互いに確認しないこと
2、この約束をどこにも書かずに胸にしまうこと
みんなはちゃんと守れてたのかな、
初めて知ったシロツメクサの花言葉。
こうなるのは、必然的だったのかもしれない。
でも、いいんだ。
何度離れても、、私たちはまた出会うことが出来る。
約束を10年越しに交わした私達は、また新たな約束を交わしたのだった。
次回!最終回です!
曲パロ書いてみてよかった…
次回もお楽しみに✨


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。