第4話

4
976
2025/08/27 15:02 更新
テーブルに買ってきたお酒やおつまみを並べて、みんなで腰を落ち着ける。
だるまさんが缶ビールを手に取って声を上げた
dr
ほな!乾杯やな!
...せや、名前なんておっしゃるんですか?
あなた
あ、あなたです!
dr
あなたちゃん!よろしくな!
3人は揃って缶を掲げる。
バニもグラスを持ち上げ、自然に隣に座った私に視線を投げた。
「 かんぱ ー い 」
それぞれ口をつけると、だるまさんが缶を置いてじろっとこちらを見た。
dr
なぁなぁ、気になんねんけど……二人の出会いってどんな感じなん?
ar
気になる...
nqr
たしかに、こんなに仲良いし、なにがあった!
あなた
あ - 、元々は会社の同僚だったんです、
「同僚!?」三人が揃って声を上げる。
あなた
そう。で、バニが会社辞めちゃってからも、なんかずっと仲良くて。気づいたら一緒にいる時間が多すぎて……まあ、住むことになったって感じです
だるまさんが両手をバンッとテーブルについた。
dr
なんやそれ!!!ばに、羨ましすぎやろ!
ar
くそまじこんなに美人な女性と...
nqr
ばにゆるさん
vn
好きなだけ言ってろ〜別に彼女じゃねぇんだしいいだろ
バニは缶を開けながら、めんどくさそうに口を挟んだ。
しばらく経って
vn
... タバコ吸ってくる
バニがぽつりと呟いて、缶をテーブルに置くとベランダへふらっと出て行った。
珍しく頬が赤くて、ちょっと足元も怪しい。

あんな酔ったバニ、初めて見た。
静かになったリビングで、三人の視線が一斉に私に集まる。
だるまさんがニヤッと笑って、缶を傾けながら口を開いた。
dr
ほんま彼女ちゃうんか〜 .... ふぅん
ar
vanillaのどこがそんなに居心地いいんです?
あなた
え ... えと
急に真正面から問われ、私は少し考えてしまう。
あなた
一緒にいて楽っていうか。気を遣わなくていいし?
なんか、落ち着くんです ... はは、
その言葉に、3人が一斉に「おぉ〜……」と妙な声を上げた。
しばらく盛り上がって話していると、なんだか頭がフワッとしてきた。
眠気がジワジワ押し寄せて、まぶたも重くなる。
あなた
....
ぽつり呟いた瞬間、うっかり隣に座っていたありさかさんの肩に、頭がコクッとぶつかってしまう
ar
わ っ 、あなたさん!?
ありさかさんが慌てて手を伸ばすけど、私はそのまま肩に身を預けて、ぐっすり寝落ちしてしまった。
dr
寝ちゃった?
だるまさんが小声でつぶやく。
そこへベランダからバニが戻ってきた。
タバコを手にフラフラしながら、リビングを見回す。
そして、私がありさかさんの肩に寄りかかって寝ているのに気づく。
vn
...なにしてんだお前離れろ
バニは酔いながらも、私の肩に手を添え、ありさかさんと私の距離を無理やり離す。
あなた
... んぁ
vn
俺の肩貸すから、他のやつにそーゆーのやめろ
私はまだフワフワしていて完全には目が覚めないけど、バニの腕の中に移されてソファに座らされる。
バニは酔っているのに目が真剣で、声も低く、少しだけ震えていた。
あなた
...
だるまさんとなるせさんは目を丸くして固まり、ありさかさんも少し戸惑った表情で私たちを見つめる。

プリ小説オーディオドラマ