リムルSide
魔国連邦が人間に襲われて、紫苑を含めた100人が亡くなってしまった。
俺は皆を生き返らせる為にファルムス王国の軍を殺していると、テントの1つから真っ白な髪の女が出てきた。
あれは…人間か?
ま、直接聞けばいいか。
人外か…。
女はそう言って森に向かった。
その後、俺は悪魔を呼び出した。
暫くして俺は魔王と宣言しクレイマンも倒せた。
後はあの白髪の悪魔とそれを呼んだ子だな。
俺は2人のいる部屋に向かった。
何の話だ?
俺はそう思いながら扉を開けた。
白髪の悪魔は俺を見るなり隣に座ってる水色の髪の子を庇うように立ち上がった。
俺が不思議がってると、朱菜が小声で教えてくれた。
どうやら、紅丸が変に威圧してそのせいで警戒を解くことができなかったらしい。
俺が紅丸に呆れていると、水色の髪の子…あなたちゃんが声をかけてきた。
俺がそんなことを言っていると、あなたちゃんは目を丸くさせていた。
ヨウム達もの陣営とファルムスとの戦争が始まる。
これでファルムスは滅ぶ。
この子全く信用してくれないな…。
白髪の悪魔が何やら魔法のようなものを用意しようとしていると、あなたちゃんが悪魔の腕を掴んだ。
この悪魔の名前は原初の白なのか。
あなたちゃんがジッとこちらを見てくる。
なんだ…?
あなたちゃんは首を横に振る。
過去のトラウマかな…。
お、確かにそれが分かれば良いかもな!
朱菜ナイス!
原初の白は大声で言った。
朱菜が出ていくのを確認して、俺はあなたちゃんの前に抹茶プリンを出した。
あなたちゃんは首を傾げていたから、これが美味しいものだと教えないとな。
あなたちゃんは少しだけすくって口に運んだ。
そして、涙をこぼして言った。
やっぱり過去のトラウマか…。
原初の白があなたちゃんにそう言っていると、ヴェルドラが此方に向かってきているようだ。
何のようだ?
漫画は渡したし…。
あなたちゃんは自分の身長の半分はありそうな大剣を取り出して、扉を見ていた。
俺がそう言うとヴェルドラは怒りの顔であなたちゃん達に詰め寄っていった。
あ、まずい…!!
2人は戦闘態勢に入った。
こいつが来たせいで…!!
振り出しどころの話じゃなくなったかも…。
殺す目してるし…。
俺等がそんな話をしている間にあなたちゃんが自分の身長より大きな大斧を構えていた。
やっぱり、良いやつだった…。
手加減してください!!
扉から紅丸が飛び込んできて、影からランガが飛び出して来た。
マジかよ…?!
原初の白も槍のような物を取り出してるし…!
まずい、まずい、まずい…!!
その時、救世主が現れた。
朱菜ー!!
良く来てくれた!!
頼む、2人を説得してくれ…!
俺達には問答無用なのに…何で?
やっぱり、躊躇してる…ってか話を聞いてる。
俺等の話聞かなかったのに…。
原初の白はあなたちゃんに尋ねる。
頼むよ…戦闘続行とか嫌だからな…。
ヴェルドラの思念は無視してあなたちゃんの様子を伺う。
無言でこちらを見つめている。
ヤバァ…。
あなたちゃんは明らかに動揺した。
やっぱりか。
そんな事まで…。
なら男嫌いになるのも納得だ。
道具として、って言ってたからきっと同意なしにヤられたんだろう。
このこの目には光がない。
きっと、希望を失ったんだろう…。
あなたちゃんがそう言うと、朱菜があなたちゃんの近くまで行って抱きしめた。
朱菜はそう言いながらあなたちゃんの頭を優しく撫でていた。
あなたちゃんは朱菜を『お母さん』って呼んで大声で泣いた。
あなたちゃんはそれから暫く泣いて、眠ってしまった。
この子口悪いな?!
見た目はどっかのご令嬢なのに…。
夢見てるのかな…。
確か、母親もファルムスに殺されたらしいし…。
やっと警戒心を解いてくれたな…。
リムルSide終わり























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!