第2話

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2024/02/11 02:28 更新
僕は鳥の鳴き声で目を覚ました。
代わり映えのないいつも通りの朝。

でも、今日は少し気分が沈んでいた。
ベッドから出てまっすぐテレビに向かった。リモコンを手に取り、電源をつける。

そこでは朝の情報番組をやっていた。
ーーー「Playtime社」の失踪事件から10年が経ちました。未だ行方不明者の情報は掴めず…
…僕はそれを聞いてすぐテレビの電源を消した。
主人公
…何があったんだ…
僕はたった一人しかいない部屋の真ん中でそう呟いた。

僕は10年前、「Playtime社」のおもちゃ工場で働いていた。かなりの大手企業で、収入は安定していたと言って間違いないだろう。

しかし、事件は突然起きた。大半の従業員が一度に姿を消してしまった。原因は不明。同じタイミングで、あんなにも大勢を監禁などとは考えられなかった。誰が、なぜこんなことをしたのか。全てが不明のままだった。

幸い僕は行方不明にはならず、この事件後に逃げるように退職をしたのだった。
僕は行方不明となった同僚や工場の様子。それと、子供時代にお気に入りだった「Playtime社」のあのおもちゃのことを思い浮かべていた。
その時、玄関の方から音がした。

どうやらポストに何かが入れられたらしい。

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