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第17話

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2025/02/23 22:11 更新
目が覚めると、相変わらず体はしんどかった
頭のズキズキも、寒気も何もかも収まらず、悪化していくばかりだった
こういう時、いるまくんがいてくれたら、看病してくれて、すぐに治るのになぁ…、
わたし、あのあと少し考えて、いるまくんが冷たい理由わかった気がするよ
わたしが、すちくんと仲良いからでしょ?
わたしはいるまくんだけなんだけどなぁ…、
あなた
ゲホッ…ゴホッ…
持っかい薬を飲もうと、だるい体を起こし、リビングに向かおうとすると…
机の上に、水とお粥と薬が置かれたお盆が置いてあった
これ…いるまくんが…?
一緒に置いてあったメモを読む
いるま
「あまりにしんどそうだったから、用意しといた。要らなかったらそのままにしといて。あと、食べ終わっても後で取りに行くからそのままにしといてお前は寝とけ。」
あなた
っ…ポロポロ
わたしは、いるまくんの優しさに思わず涙が止まらなくなった
わたしのこと、こんなに大事にしてくれてるんだって
やっぱり、いるまくんには熱があることもお見通しだったんだな…笑
後でお礼言わなきゃ…
そう思いながら、いるまくんの作ってくれたお粥を1口食べる
あなた
ふわぁ…あったかぁい…、笑
今日は、朝から薬ばっかりで何も食べてなかったから余計に美味しく感じる
いるまくん、私に冷たくても、それでも優しくしてくれるんだな
明日、ちゃんと謝ろう
そして、言わなきゃ
…ありがとうって
 
次の日
微熱程度まで収まったため、リビングに向かうと、いつも通りいるまくんがいた
昨日は熱でしんどすぎて反応したり話しかけたりする余裕もなかったけど、今日はちゃんとお話しなきゃ
あなた
い、いるまくん…、(震)
少し震える声でいるまくんを呼ぶ
すると、私のことを見てくれた
あなた
えと…その……、
いるま
…体調は?
あなた
へ…、?あ、あぁ…えと…まだちょっと熱あるけど…昨日ほどじゃないからへーきだよ…、?
いるま
…熱あるんなら寝てろよ
あなた
ご、ごめん…お話だけしたら…寝るから…
わたしは、迷った
その言葉が、いるまくんの優しさなのか、それとも風邪を移して欲しくないという意味なのか
なんとなく、いるまくんにうつしたくなくて、
あなた
…ごめんっ…やっぱなんでもないっ…
と、少し涙目なのを隠して部屋に戻ろうとした
けど…
いるま
ガシッ
いるま
…なんでお前そんな泣きそうな顔してんの?
いるま
…しんどいん?
あなた
ちがっ…
あなた
あ、あの…す、すちくんと…沢山話してるけど…私が好きなのは…いるまくんだからね…、?(震)
いるま
…ギューッ
あなた
へぁ…か、風邪うつっちゃ…
いるま
…やっぱ心配してたのそこかよ
いるま
言っとくけど、お前がもしすちのことがす好きになったとかいっても、俺譲らねぇからな?
…!いつものいるまくん…、!!
いるま
…お前に冷たくするつもりだったけど、さすがに熱あんのにするのはちょっとお手上げ
あなた
…あ、あれ、ありがとね…、??
いるま
あぁ、別に
いるま
あまりにしんどそうだったから
いるま
…そんなことより、早く部屋戻って寝てろ
あなた
ん…、わかった、ありがとね…?
いるま
あなた
あ、あのさっ…
いるま
…ご飯終わったら行ってあげるから
いるま
昨日看てあげられなかった分、今日は甘やかしてやるから
あなた
…!うんっ…、!!ゲホッゴホッ
いるま
ほら、早く寝てろサスサス
あなた
…はぁいっ…笑
そんなこんなで、その日はいるまくんがたくさん看病してくれた上に、沢山甘やかしてくれたため、次の日には完全に治ったとさ

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