第16話

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2025/02/23 21:53 更新
次の日
あなたside
あなた
ケホッ…コホッ…
せっかくの休みなのに、風邪っぽい
咳が出るし、寒気もするし、頭も痛い
でも…いるまくんなんか、冷たいし…迷惑だよね…
自分でどうにかしなきゃ…
うぅ…立ち上がるだけでしんどい…
なんとか、だるい体を起こし、薬やらを取りに行く
いるま
リビングに座ってる彼のことは今のぼーっとする頭じゃ考えることが出来ず、とりあえず、早く寝たいという一心で何とか薬を手に取り、部屋に戻る
昨日から冷たいいるまくんは全く私の事なんて気にしてない
 
朝測った時は37.3℃と微熱だったのにも関わらず、全く下がらない熱は今、38.4℃になってしまった
あなた
はぁっ…はぁっ…しんどぃっ…、
ここまで高い熱だったら当たり前にしんどい
いるまくんに助けを求めようか迷ったけど、正直今しんどすぎて呼びに行く力すらも出ない
とりあえず、眠って忘れてしまおうと思ったが、どうしても眠れない
あなた
もぅっ…やだぁっ…、ポロポロ
わたしは、部屋にあった睡眠薬で無理やり自分をねむらせた
 
いるまside
さっき、あなたがリビングに来た
でも俺は冷たくする作戦のため話しかけない
向こうも察して、話しかける気はなさそう
でも、今日は違った
あいつが、フラフラしながら、しんどそうに息を漏らしながら、リビングに来ていた
絶対、熱がある
それも微熱とかのレベルじゃないと思う
結構高めの熱だと思う
立っている気力すらなかったのか、途中しゃがみこんでたし
俺は心配で仕方なかったが、冷たくすると決めてしまったため話しかけられない
でも、部屋の前に来てこっそりあなたの様子をうかがっていた
ドアの向こうでしんどそうに息を漏らしていて、
あなた
もうっ…やだぁっ…、
とおそらく泣きながら言うあなた
突然立ち上がる音がして、慌ててリビングに戻ろうとするが…
あなた
すいみんやくっ…、
と言い、薬を飲むような音がした
は…、?睡眠薬…、?
無理やり自分のこと眠らせようとしてる…、??
薬が苦手なあいつが自ら薬を飲むわけもない
寝れないのが相当しんどいんだろう
…俺、最低だな
彼氏なのに、熱で寝込んでる彼女放ったらかしにして
そう思ったら、どうしてか、体が勝手にキッチンに向かっていた

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