第22話

# twentyone
1,051
2023/07/23 09:21





あの日。






私と弟たちの人生が大きく狂う事になった出来事が起きた。






一番下のりうちゃんが高校に無事入学し、私が高校三年生となる日の数ヶ月前。




私は…………唯一親戚に引き取られた、7人のうちのひとり、桃佳というたったひとりの私の妹。





そんなひとりの妹に再会した。







そして再会して桃佳に投げられた一言目は最悪なものだった。






桃佳
『弟たちに……冷たくしてよ』

あなた
『え…?』



もちろん私は全く何を言われているのか状況がうまく掴めなかった。



でも、一方的に話されるうちに段々と理解して…




桃佳
『覚えてる?私のこと。
あなたの妹、あなたの弟の姉』

あなた
『もちろん、覚えてる…。桃佳、
いつもそのヘアピンつけてた、』

桃佳
『……そう、覚えてるのね。じゃあ
話は早いわ、弟たちに冷たくしてよ』
桃佳
『私あいつらとあんたのこと
すっごく憎んでるのよ。』

憎んでる、そんな言葉を聞いて なんで……? という言葉を私が放つ前に、桃佳は言った。




桃佳
『理由なんてあんたに言うわけ
無いでしょ。とにかく………』
桃佳
『冷たくしないとあいつらのこと、
いじめるから w』





そう笑うと、次に桃佳は私の耳元で


桃佳
『わかってるわよね?従わないと
大事な弟たちがどうなることか………、w』




そう囁き、歩いてこの場を去っていった。




普通なら従わないだろう。






でも桃佳の眼は本気だった気がして、弟たちにされるいじめが怖くて。







……私はこの日から、弟たちに冷たくし始めたんだ。





従っても尚、桃佳が裏で弟をいじめてることなんてこれっぽっちも知らず、ただ私達姉弟が傷つく一方だということも知らずに __ 。



N e x t ➶ ☆ × 136


 Y u n e
Y u n e
 ぁ ッ 、ぐっ…(( は 
 Y u n e
Y u n e
 この小説自分で作ったものの 
 展開が色々と複雑過ぎて
 Y u n e
Y u n e
 書き甲斐がありますね……☆書きにくい←(( 


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