あなた side
お昼の時間になって 1人で食べようとした時に 数人の女の子に 囲まれた
もちろん、梨花もいるし桜田さんもいる。 やったのは この2人がリーダーでやったんだ。
もう何もされたくない。 何も悪いことしてないのに なんで言われなかんの
その瞬間 上から水がかかった。 しかも汚いトイレの水だよ ?? まじ最悪
そう言って みんなトイレから 出ていった。
もうこんなの耐えられない。 授業の時もそうだった。ペンを投げられたり 消し後も投げられたり
これ、何日耐えればいいの。ほんとに。
もうこんな世界 耐えられない。 誰もいないところで、幸せな日をすごしたい。
今日はもう 耐えれないし、スギちゃんに迎えに来てもらおう。
特進のA組は 体育だから その間に荷物だけもって 西門に向かった
ちょうど 普通科のA組も 体育で 駿佑達もいた。
眺めてたら 駿佑と目が合ってすぐに逸らしたんだけど、駿佑とりさとけんとがこっちに来た
もう、私と関わると みんなに被害が及ぶ。もっと話したいし、笑顔が見たいけど
なんて言えばわかんなくて、キツく当たりそうな自分がいて 怖い。
振り向いて 西門に向かおうとした瞬間 駿佑があなたの腕を掴んだ
そう言って 車の中に乗っていった
あとで 家に行ってみよう。 こんな友達で ごめんなほんま。
絶対。暗闇から明るい未来に 連れ戻してやるから
待っててな …
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。