第5話

玉葉妃と侍女へ
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2023/12/26 04:57 更新
豪奢な宮に入り、その主がいるという部屋に通される。



掃除は行き届いていて、いかにここの侍女が働き者かが伺える。

あなた
玉葉妃、本日から侍女として翡翠宮に配属されました。あなたの下女時の偽名にございます。どうぞよろしくお願いいたします。
玉葉妃
事情は聞いているわ。
私にはあなた含めて六人の侍女がいます。侍女頭の紅娘ホンニャンは事情を教えているけれど、他の四人はあなたが公主であることを知らないわ。
不躾な態度はないとおもうけれどそこは理解してね

玉葉妃は柔らかい笑顔でそう答えられた。



帝から寵愛を受けるのに頷ける美しさと強かさが垣間見えた。
玉葉妃
じゃあ、同僚たちに挨拶を済ませてらっしゃい



そう笑顔で部屋を送り出された。




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宮の一階に居る侍女たちが見えた。

1番左には侍女頭の紅娘とやら。

次に長身の、確か愛藍アイラン

興味津々といった様子の桜花インファ

おっとりとしているのは貴園グイエンか。


そして───


あの愛想の無さそうな小娘が兄上のお気に入りか…


あなた
今日から翡翠宮の侍女となりました。あなたの下女時の偽名と申します。
桜花
私桜花!よろしくねあなたの下女時の偽名!
愛藍
愛藍よ。よろしくね。
貴園
貴園。分からないことはなんでも聞いてね。
猫猫
猫猫…よろしくお願いします


まさに性格そのものをよく表す多種多様な挨拶だ。

あなた
猫猫さま。壬氏さまからお噂は耳にしております!
鈴麗公主と玉葉妃、梨花妃の命まで救われたとか!



と単に媚を売ったつもりだったが、何故か毛虫のようなものを見る目で返された。


そういえば、兄上はこれで悦に浸っておられたような気がする。






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時系列なぞな感じですが、いちおう園遊会前で🙏🏻

更新遅くてごめんなさい~‼︎
これからもまちまちで続きます…

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