第58話

事件の真相-side??-
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2026/01/05 04:48 更新
謎の人
そんでコネシマは意識戻らず、ってことか、、

部屋中に重苦しい雰囲気が漂う


謎の人
ただでさえ最近怪我のせいで全く元気なかったのに、ここにきてまた怪我か、、

何人かがその言葉に肩を落としたり、下を向いたりした

謎の人
あなたさんは、?無事なんか?
謎の人
あかん。意識不明や










謎の人
、、、俺のせいです
謎の人
ショッピくん、、
ショッピ
俺のせいです。俺がもう少し、あそこで気を緩めなかったら、、っ!

そう言って唇を噛み締めるショッピくん


コネシマたちが襲撃されたと血相を変えて飛び込んできたショッピくんから聞き、ロボロの手を借りて何とか救出、搬送を終え、今は医務室で意識が戻るまで観察中。


彼は襲撃された瞬間もコネシマとあなたさんと一緒の部屋にいたという。


悔しくてたまらないのだろう

かれこれ3日間、意識の戻らない二人をずっと傍で看病している

謎の人
ショッピくんは自分を責めすぎや。とにかく今は寝ろ
ショッピ
寝れるわけないじゃないですか!あの時爆弾を部屋に入れたのは俺なんですよ!!

ショッピくんは泣きながらそう言う











その姿に、俺は人知れず驚く。

ショッピくんはいつだって冷静沈着で、表情がこんなに変わる瞬間を俺は見たことがない。

殺戮を無表情で行い味方さえも命令があれば手にかけられる冷酷さから、誰が言い出したのだろうか、鬼と呼ばれることが多かったショッピくんだったが、、

















泣けたんやな、彼も



謎の人
、、ショッピくんは悪くないめぅ、
謎の人
オスマン、、
オスマン
元々、俺が作ってあなたちゃんに送った物やったし

まさか爆弾になるなんてな、


そう苦笑するオスマン



謎の人
もう一度確認するけど、オスマンが爆弾作った訳ちゃうよな?
オスマン
そんなことせぇへんよ
謎の人
証拠は、?

オスマンの顔が曇る


、、、ロボロはたまに俺らの言いたいことを全て代弁する。


ロボロ
証拠がないと、こっちとしても納得できへんのやわ

オスマンは1度あなたさんを殺そうとした、、いやあれは殺したんか、、?

まぁどっちでもいい。

とにかく殺人未遂の疑いがある。怪しまれるのは当然やろうな


しかもショッピくんの証言では、鳥はあなたさんの所に飛んで行ったと言っていた。


こちらなんも知らん組からしたら、いちばん怪しいのはショッピくんとかチーノやなしにオスマンになるのは仕方の無い話。


トントン
、、証拠に関しては、俺が証人になれるで。
謎の人
トントン、、?
トントン
あんまオスマン言われたくないやろと思って口開かんかったけど、あの時のオスマンはとても爆弾仕掛けとるようには見えへんかった


トントンはオスマンがあなたさんに爆弾、、鳥を送る瞬間を見ていたらしい。


確かにオスマンの能力では爆弾は生成できない。

内部に爆弾を仕掛けてその周りをコーティングする目的で鳥を生成した、と我々は睨んでいた訳だが、、
オスマン
見てたんや、
トントン
すまん、嫌やと思って黙ってたんやけど、流石に見過ごせんくなってきて
オスマン
いや、ありがとめぅ

なるほど、トントンが嘘ついてる可能性はほぼないと考えてええやろな

何も得ないし






ってなると第三者か?




でも鳥はオスマンの魔法で出来ていたはずや。

ってなると犯人はオスマンの鳥を1度捕まえて、爆弾付けて放ったってこと、、か?
謎の人
なぁ、オスマンは鳥に監視カメラとかなんか付けとらんかったん?
俺の問いにオスマンがギョッとした顔をした


オスマン
監視カメラ、、?

何のために、と言いたそうな顔だ
謎の人
いや、監視カメラっていうか、なんかこう、行った場所分かるよーみたいな
オスマン
ああ、いや、あの鳥はエーミールのとこに届けただけや。魔法かけて貰うために
謎の人
え、つまり、、?
オスマン
俺は直接あなたちゃんに送っとらんよ、あの鳥
謎の人
え、
約数人の声が重なった


みな心の中で思うことはただ1つ




何故それを早く言わないのか





















俺はガバッと、部屋の隅で知らん顔して読書しているエーミールを見た



エーミール本人は、まさか自分の名前が出てくるとは思っていなかったのか、オスマンに名前を呼ばれた瞬間に飲んでいた紅茶を吹き出した
エーミール
え、わ、私!?
謎の人
オラ言え!お前オスマンから鳥受け取っただろ!!
エーミール
確かに受け取ってちゃんと魔法かけましたよ!!

シャオロンに胸元を掴まれたエーミールは半泣きでこちらを見てくる






べつに助けへんけどな
ショッピ
エーミールさんの魔法はかかってました、あの独特な動きはエーミールさんのものです


独特な動き、に少し吹き出しそうになる。


なるほどな、鳥、重かったんやな


エーミールの魔法からして、鳥が綺麗に羽ばたくように動かせるまでは行かなかったのだろう

俺も見たかったな、変な動きする鳥。

謎の人
、、ってことは誰なんだよ!!
苛立ちと焦りを含んだ声が響く








その声を宥めるように、トントンが立ち上がって話し始めた
トントン
状況を整理しよう。オスマンが生成した鳥がエミさんの所に行き、エミさんがあなたの所まで送ったってことで間違いないか?
オスマンとエーミール、2人が頷く。
トントン
ってことは爆弾はエミさんの手に渡る前か後に仕掛けられたってことやろうな、、。なにか怪しい所はあったか?
その問いにエーミールは首をひねる

エーミール
いや、怪しいところなんてなかった気がしますけど、、そもそも私、ちゃんと見てなかったもので、、流れ作業的に魔法かけて指定された座標に飛ばしただけですし、、
思い出すようにそう呟いたエーミール。



正直こいつが嘘ついてたらチーノレベルに分からんから、この証言がホントか嘘かなんて誰も判別できんやろ


疑わしきは罰せよ、とよく言うやん


もう犯人こいつでいいから罰せようぜ















あー、今日の夜なんか予定入っとったな、、、だる、、

バックれたらキレられるかなー、、
























だんだん面倒くさくなってきて、ぼーっとしてきた俺を現実に引き戻したのは
ロボロ
襲撃現場見たけど、酷い有様やった、、よくショッピくん軽症で済んだな
ロボロだった。







ショッピくんはよろよろとした足取りで中央にあるテーブルに座ると、唇を噛み締めて首を情けなく左右に降った
ショッピ
コネシマさんが、、瞬時に保護魔法掛けてくれて、、っ、、だから俺の力じゃないっす、、

その言葉に一同がたしかにな、と声を漏らした




確かにあの現場は酷かった






酷すぎた。



全てのものが焦げ、屋根は崩壊、ゆかも抜けて室内の物は全て原型を留めていなかった

そこで生き残っているのだ、なにか魔法が関連していると思ったが、、





保護魔法か、と俺は天を仰いだ



コネシマらしいといえばらしい魔法だな
ロボロ
現場で長年過ごしてた勘でもあったんやろな、さすがやなぁ




皆がここにいないコネシマを思い、各々賞賛の言葉を心の中で言っているであろうこの時、















































一般兵
お伝えします!コネシマ様が、、、!意識を取り戻しました!
そんな伝達が部屋に鳴り響いた

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