Attention
このチャプター 10話 「誰も気づきやしないね」にはグロテスクな描写、過呼吸、流血表現が含まれます。
そしてキャラによる胸糞展開がありますが、改めて言いますがご本人様とは一切関係ありません。
苦手な方はブラウザバックをお勧めいたします
追記: こちらのミスで次の話が先に公開されてしまいましたが、記憶を消して観ましょう
緑色side
とても、とても暗い所で目が覚める
起き上がって周りを見るも、本当に分からない
歩く
歩く
唯々歩く
歩く
歩く
ふと、一筋の小さな光が見えた
走る
走る
久しぶりに走ったからか息が上がる
視界が真っ黒に染まる
俺は黒い場所から、誰も居ない教室に立っていた
ガラガラッ
怖い
怖い
アイツは俺の肩を掴む
掴む手は怖くて、強くて、俺を逃がさまいとギリギリと掴む
痛い
また場所が変わる
今度は家のリビング
そう言って笑うクソ野郎
そう言って近づいてくる母親
気持ち悪い
来るな
また場所が変わる
今度は館の中
さっきから嫌な汗が止まらない
絶対にする筈が無い
みんなは優しいんだ
違う、違う
これはらだおくんじゃない
この人はきよーさんじゃない
レウさんはこんな人じゃない
コンちゃんな訳ない
らだおくん達は、絶対にいわない
違うよ
怖いから
みんなが…俺を軽蔑するかもって
らだおくんはそんな事言わない!!!!
そうして、俺の視界が暗転した
???side
ゆっくりと、ゆっくりとホログラムが堕ちていく
この世界はもうすぐ崩れる
それが、私の願いだから
俺はバッと起き上がる
夢…か
夢のことを鮮明に思い出す
違う
夢で俺が発した言葉を反芻する
そうだ、その通りだ
大丈夫、みんな優しいんだ
時間を見ると時計は 2:22 と表記されていた
部屋は暗い。
いつもならもう少し明るい筈なんだけどな……
窓には小さな星が控えめに輝く
………………
もう寝れないし、少し歩くか…
「〜〜ッ〜〜〜〜〜!!」「ーーーー!?」「ーッ〜〜〜〜〜ッ!!」ドアを開けて図書室にでも行こうと思っていたら、遠くからみんなの焦る様な声が聞こえた
俺は嫌な予感がし、すぐに声が聞こえた方向に向かった
走る
走る
そこまで遠い筈じゃないのに、さっきの夢なのか、嫌な予感なのか知らないが息が上がる
息がしずらい
絶対走ったからだ
そうであって欲しい
声がどんどん鮮明に聴こえる
ガンッ
レウさんが言葉を紡いでいる途中、俺が誰かに倒され、強く頭を打ち付ける
あたまがいたい
視界がぐらぐらする
ググッ
誰かに首を締め付けられる
息がくるしい
視界がかすむ
目の前の誰かをぼやける目で見る
目の前のらだおくんは
片手の肌の色がブルーベリーの様な青色で
いつもの綺麗な群青色の瞳は、片方黒1色の大きな瞳に
ボーダーの羽織りは青色の血と赤色の血に染まっていて
───とても、苦しそうに顔を歪めていた
彼は大粒の涙を零しながら、首を締める
視界が、どんどんと暗くなる
みんなが大声で何か言ってる
…………もう、いいかな
俺、十分頑張ったよね?
周りの人間から
家族から
もう、…みんなとも
さよならをしよう
───グチャッ












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!