『あなたを幸せに出来なくてごめん…』
『一緒に居られなくてごめんね…』
『今まで…ありがとう…』
彼は涙で溢れている目をゆっくりととじた。
彼の手が力なく『ストン』と落ち
私が1番聞きたくなかった
『ピー』という音が聞こえた。
私は悲しかった。
あの時は青信号だった。
それなのに……
あの暴走車の運転手はお酒を飲んだ状態で運転していたそう。
私はその人を酷く憎んだ。
でも一番憎んだのは自分だった。
あの時,私が遅れていなければ…
あの時,私が走らなければ…
あの時,私が微笑まなければ…
そうすれば彼はこんな目に合わなかったのに












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。