第103話

#End -💚
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2024/04/02 06:21 更新


返事をした後、ボクはとある場所に呼び出された。

その場所に集合時間ぴったりに着くと、見覚えのある人影を見つけた。

シャークん
シャークん
あなた!
シャークん
シャークん
…来てくれて、俺を選んでくれてありがとう、本当に、本当に嬉しいよ

その建物の中から出てきたシャークんさんは、出てくるやいなやすぐボクのことを強く抱き締めた。

さっきの震える声と、鼻をすする音が聞こえて、少しだけボクも心が動かされた。

あなた
ね、ねぇシャークんさん
シャークん
シャークん
…ダメ!
シャークん
シャークん
俺はもう君の大切な人、なんでしょ?だからさん付けとかやめて
あなた
じゃあ…えっと…シャークん、ここって、誰かの家?
シャークん
シャークん
あ、そうだね、まだ言ってなかったか

…ボクが呼び出された場所というのが、高級住宅地の中で、さらに示されている住所には、一際大きなオーラを放つ豪華な家が建っていた。

だからこそ、ここに来る前は少し怖かった。

でも、シャークんは優しく笑った。


シャークん
シャークん
ここは、新しい俺らの家だよ
あなた
……ん?
シャークん
シャークん
だから、ここが俺らの家!
シャークん
シャークん
面倒な手続きは終わらせたし、あなたも気にせず俺と一緒に過ごそうね!

そう言って、ボクの手を引っ張ってきた。

…えっ??ここがボクの家??身の丈に合わなさ過ぎて心配なんだけど…


と困惑してしまったけれど、何故このような家にしたのかを楽しそうに話すシャークんを見て、冷静になった。

シャークん
シャークん
…あ、あなたも持って来たい物ある?
あなた
あ、そうだね…服とかは持って来ようかな…?家電とかは揃ってるんでしょ?
シャークん
シャークん
うん!
シャークん
シャークん
…あなた
あなた
ん…?

シャークんに着いてきて、辿り着いた一室。

そこには、眩い光が差し込んできて、シャークんを照らしていた。

まるで、ステージのスポットライトのように。

シャークん
シャークん
…病める時も健やかなる時も、どんな時でも、俺は一生、貴方の為に尽くします
シャークん
シャークん
心から、永遠に、あなたの事を愛し続けることを、神に誓います
シャークん
シャークん
あなた、俺と結婚してくれますか?

そう言って、そっとボクの左手を取った。

…あぁ、本当にシャークんは、輝かしくふさわしい、この世のアイドルなんだな…と思われる程、ボクにはシャークんが綺麗に見えた。

あなた
…っ、もちろん…!

ボクの目からも、涙が零れた。

シャークん
シャークん
…ありがとう、一生幸せにするね

指輪をそっと嵌めた後、シャークんさんはボクの手に唇を落とした。

あなた
…〜っ、シャークん、大好き!
シャークん
シャークん
はははっ、俺もだよ!

きっと今、ボクたちが世界で一番幸せ!
















あなた
ん゛〜〜…
シャークん
シャークん
何唸ってるの、あなた
あなた
あっシャークん、ちょっと聞いて〜

スマホと睨めっこをしていると、シャークんが隣に座って来たので、話しながらもたれかかる。

…何故そんなことをしていたのかと言うと…

あなた
ぜんっぜん友達が反応返してくれないの〜…!!
あなた
ボク何かしちゃったのかなぁ〜…シャークんも昨日お茶会で会った子達なんだけど…
シャークん
シャークん
…あ〜、あの子たちね?

昨日からメッセージを送っているのに、一向に既読がつかないのだ。

いつもなら、すぐに返信が来るはずだし、昨日だって"また連絡するね!"って言ってたのに…

というわけで、色々悩んでいる。

シャークん
シャークん
…まぁ大丈夫じゃない?相手も色々忙しいんじゃないかな
あなた
そんなもんかな〜…
シャークん
シャークん
…ていうか!
あなた
わっ

ボクがブツブツと話していると、もたれている重心の方向に引っ張られて抱きしめられた。

そして、あっという間にシャークんの中に包み込まれるような姿勢になった。

あなた
な、…どうしたの?
シャークん
シャークん
俺がいるから!大丈夫だよ!
シャークん
シャークん
ぜ〜ったい、あなたに寂しい思いさせないし…だから、気にしないで、ね?♡
あなた

…何だか、言いくるめられたような気がしないでもないけど…

あなた
それもそうだね〜…シャークんがいるからいいかぁ〜…
シャークん
シャークん
でしょ〜?
シャークん
シャークん
ほら、ぎゅーってしよ♡
あなた
ん…

シャークんの暖かさに包まれると、さっきまでモヤモヤとしていた感情がすーっと消えていくような感覚がする。

本当に、愛という感情は不思議なものだな、と実感してしまう。

シャークん
シャークん
…そう言えば、俺もあなたに話したいことあったんだよね〜
あなた
ん〜?なになに?
シャークん
シャークん
この人なんだけど…知ってる?

そう言うと、シャークんはとある人が映ったスマホ画面をボクに見せてきた。

…少し引きつった笑顔してる…この人誰だっけな、うーんと…

あなた
あ〜!ボクの後輩くんかな?
あなた
マネージャーやってた時ね〜、いっぱい質問してきて可愛かったんだよ〜
あなた
…それがどうかしたの?もしかして、会いたいとか…?
シャークん
シャークん
あなた
だったら嫉妬しちゃうよ?やだな〜…
シャークん
シャークん
いやいや、違う違う!
シャークん
シャークん
…そっかぁ、後輩だったんだ…
あなた
?うん

シャークんがしばらくその画面を見つめているので、嫉妬してスマホを取り上げる。

すると、シャークんは驚いた顔をしてこちらを見つめた。

シャークん
シャークん
…ふふっ、あなたも大胆だね…?♡
あなた
今は一緒にいるんだから…他の人の話はあんまり良くないでしょ、?
シャークん
シャークん
いた〜い

シャークんのほっぺを少しだけ引っ張るけれど、シャークんは幸せそうに笑っていた。

シャークん
シャークん
…仕返しっ
あなた
ぁ!?ぅ…いは〜い…
シャークん
シャークん
柔らかいほっぺ〜…
あなた
…ん、ふふ…っw

お互いに、遠慮の壁は無くなった。

…きっと、これからもボク達は、仲睦まじい夫婦として、永遠に過ごせるはずだろう!!



















シャークん
シャークん
(…大丈夫だよ、俺。絶対にあなたには気付かせないように上手くやれるから)
シャークん
シャークん
(俺と、あなただけの2人の世界…順調に出来てるはずだよね?)
シャークん
シャークん
(俺はあなた以外、要らないの、例えあなたの友達でも家族でも、どんなものでも…)
シャークん
シャークん
…俺だけが、あなたを愛す存在である為に









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