第101話

#End -🩵
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2024/03/25 13:49 更新

あなた
...

ボクは、返事を返した。

だけど、受け入れる返事をしたのは、1人だけ。

返事をしてしばらくして、ボクの家の扉が開いた。

あなた
...あれ、どうしたの?
あなた
..."なかむ"。
Nakamu
Nakamu
...ッはぁ、はぁ...
Nakamu
Nakamu
っ、あなた...!!!!

そう、ボクが受け入れたのは、なかむ。

なかむは、返事を受けてすぐ家に来て、ボクのことを強く、強く抱きしめた。

Nakamu
Nakamu
...ッ、もう、俺ら、"家族"なんでしょ?
あなた
え゛ッ!?ま、まずはこ、恋人...からじゃないの!?
Nakamu
Nakamu
いや!結婚してって俺言ったもん!
あなた
...ま、まぁ、なかむなら良いけどさ...

立場の隔たりが無くなった今、まだ躊躇いはあるものの、なかむを1人の家族として受け入れた。

なかむも、すっかり心の準備は整っていたようで、ボクとの生活を急かす程だった。

Nakamu
Nakamu
...はーやーくっ、あなた!
Nakamu
Nakamu
婚姻届、出しに行こっ!
あなた
ま、待っ、何も準備してないけど!?
Nakamu
Nakamu
...あ、そっか

何もかもがハイペースで進んでいくのに戸惑っているボクを見ながら、1度、なかむは膝を着いた。

...まるで、目の前にいるなかむは、ボクを迎えに来てくれた、王子のようだった。

Nakamu
Nakamu
...あなた
あなた
は、はいっ...
Nakamu
Nakamu
...改めて言わせて
Nakamu
Nakamu
俺は、貴方の事を一生愛し続けます。
Nakamu
Nakamu
約束します、あなたに辛い思いも、悲しい思いもさせない。
Nakamu
Nakamu
俺が、全部守る。
Nakamu
Nakamu
...だから、俺と、結婚してくれますか?

そう言って開けたのは、プレゼントで貰ったものよりも輝かしい、水色の宝石があしらわれた指輪。

あなた
...もちろん!
Nakamu
Nakamu
わっ!?

ボクから初めて、なかむに飛び付いて押し倒した。

Nakamu
Nakamu
...だから俺に、あなたの全部を教えてね?
あなた
...ふふっ、はーい...
Nakamu
Nakamu
...あなた、あなたからの誓いのキスがまだだけど、してくれないの?
あなた
...へ

ボクがその言葉を理解する前に、なかむはボクと顔の距離を詰めた。

少しなかむの顔が離れて、唇に柔らかい感触がしたのを理解すると、一気に顔に熱が帯びた。

あなた
...ッ...
Nakamu
Nakamu
ふふ、あなたの唇、甘いんだね?
Nakamu
Nakamu
...俺にベタ惚れだから?
あなた
かッ、からかわないで...!























しばらくして、ボクたちは愛の契約を  結                婚した。





Nakamu
Nakamu
あなた
あなた
...ん、はーい

そんなボクたちには、特別な習慣が出来た。


...それは、



Nakamu
Nakamu
今日はどこ行ったの?
あなた
えっと、スーパー...___に行ったよ!
Nakamu
Nakamu
何で?
あなた
調味料が切れてたのと、後なかむのシャンプーが無くなりそうだったから詰め替え買おうと思って
Nakamu
Nakamu
誰と?
あなた
1人!
Nakamu
Nakamu
どうやって?
あなた
今日は歩いて行ったよ〜
Nakamu
Nakamu
...じゃあ、他にどこか行った?
あなた
...ない!
あなた
今日はなかむのお弁当作って、お裁縫して、買い物して、洗濯して、掃除して...終わり!
Nakamu
Nakamu
ん、了解
Nakamu
Nakamu
今日も正直に話してくれてありがとうね、偉い偉い♡

なかむが一緒にいない時、その日の行動を1から説明すること。

なかむの専業主婦になって、大体は一緒にいてくれるけれど、出掛ける予定がある時だけだけど。

Nakamu
Nakamu
...うん、もちろん...♡

なかむは、ボクのことをすっごく大事にしてくれている。

ボクのことを考えて、住む場所も考えてくれたし、...子供のことだって、将来を考えて、今は保留してくれている。

こうやって、抱きしめてくれる暖かさも、なかむにしかない優しい匂いも、ボクも、全部が大好きだ。

あなた
あっ!1つ言い忘れてたんだった!
Nakamu
Nakamu
は?...ん゛んッ、何?どうしたの?
あなた
ちょっと待ってて、なかむ...

ボクはなかむの為に、サプライズを用意した。

なかむを机の椅子に座らせ、ボクは満を持して冷蔵庫からとあるものを取りだした。

Nakamu
Nakamu
...!!
あなた
えへへ...じゃじゃーんっ
あなた
ボクが1から全部作ったケーキだよ!
Nakamu
Nakamu
...わ、ぇ、っ...お、俺の、為に...?
あなた
そう!
あなた
だって、今日はなかむとの記念日じゃん
Nakamu
Nakamu
...〜〜〜ッ
Nakamu
Nakamu
す〜〜っごく嬉しい!!ありがとあなた!!愛してる!!!
あなた
あはは、苦しいって

本当に、スポンジからクリームまで、デコレーションも、ボクが1から何もかもやって、作ったケーキだ。

なかむのために、と考えながら作ったケーキだ。

Nakamu
Nakamu
今すぐ食べよっ!

なかむは目を輝かせながら、小さなパーティの準備をしてくれた。

Nakamu
Nakamu
いただきまーす!
あなた
うん、いただきまーす

あなた
...美味しい?
Nakamu
Nakamu
...マジで美味い...
あなた
あっ!?な、なかむ泣いてるの!?

なんと、ボクのケーキを1口食べた瞬間、感極まったのか、なかむさんは泣き出してしまった。

Nakamu
Nakamu
...ゔ〜...世界一美味いケーキ...幸せ...
Nakamu
Nakamu
俺、あなたの作ってくれたものがやっぱり大好きだよ...
あなた
...そう言ってくれたら、こっちも嬉しいな!
Nakamu
Nakamu
...可愛すぎ、その笑顔も食べようかな
あなた
む、むりでしょ!!?

なかむは、時々真顔ですごいこと言うから、こちらまで照れてしまうものだ。

Nakamu
Nakamu
...あ〜...
Nakamu
Nakamu
やっぱ、ケーキも美味かったけど、あなたの愛情が何よりも甘くて好きだな...
Nakamu
Nakamu
...ね、今日俺と一緒にお風呂はーいろ♡
あなた
え...ぃ、いいけど...

Nakamu
Nakamu
やった!じゃあ今すぐ入ろ!明日は何もないし...分かってるでしょ?
あなた
ぁ、え゛ッ...そういうこと!!?


これからも、なかむと共に人生を歩むつもりだ。














Nakamu
Nakamu
(...この世で1番甘くて、美味しくて、可愛くて、愛おしくて、尊くて、大大大好きなあなた...♡)
Nakamu
Nakamu
(絶対手放したりしないし、ずっと愛すつもりでいるし、俺の腕の中から逃げ出させるつもりもないし...)
Nakamu
Nakamu
(...それに、あなたの体から、心の中まで、その全てを手に入れるまで、あともう少し...♡)
Nakamu
Nakamu
あ〜、俺、幸せ...!















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