辺りはもう暗くすっかり夜になった───
鼻歌を歌いながら、夜ご飯を作る。
1人で作るのは、久しぶりだ───
上手く作れるか作れないかは置いておき───
1人で夜ご飯を食べるって言うのがこれまた寂しい。
クックパッドを見ながら、作った料理はどれも美味しそうだ。
ズズズと味噌汁を吸って味見をする。
コンコンとドアがノックされる音が聞こえた。
悟君はめんどくさがりながらも、傑君について行き私の部屋から出て行った。
急いで4人分の皿を準備して、作ったばかりの料理を盛り付けていく。
とても楽しい─────
今の所、充実な生活を送れているのではないか。
コップと飲み物を机に置いて、ちょうど終わった頃、またドアがノックされた。
4人で机を囲み…私が作った料理を皆、口に運んでいく。
ご飯を食べながら、色んな話をして4人で笑いあった。
夜ご飯をこんなに楽しく食べれたのは人生初だ。
みんな食べ終わり、食器を片付け────
また机に戻り4人で話す。
沢山お話して、もっと仲が深められた気がする。
楽しいお話で時間を忘れて眠くなる──
コクコクと首を上下に揺らしながら、3人の会話を聞く。
とうとう睡魔に勝てなくなり、傑君の肩にコテンッと頭を乗せ、スゥスゥと寝息をたてる。
バタンっと音を立てて、出て行く硝子ちゃん。
グイッ…















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。