第4話

#3「 猛獣共の飼育方法 」
349
2025/11/16 04:59 更新






オールマイト side









昨日 、友人がヴィランを弒していると知った 。








そして私は今 、ヒーロー公安委員会会長の元へと
歩みを進めている 。








何故なら 、冷静になった頭で
二人の云っていた事を思い出し 、
そして気づいたからだ 。








『 二人は詳しい業務内容を伝えられる前に 、
此の仕事を承認してしまった 。』 、と云う事を 。








弒しの部分を隠せば 、あの二人の事だ…
人扶けだと思い 、喜んで是の返事をするだろう 。
二人は公安に嵌められたのだ 。





オールマイト
失礼する 。



ヒーロー公安委員会会長
おやおや 、
如何されたのですか?
アポも無しに…



オールマイト
訊きたい事が或る 、
正直に話して貰いたい 。



ヒーロー公安委員会会長
……ほう?



オールマイト
何故二人に弒しをさせる 。



ヒーロー公安委員会会長
…知ってしまいましたか……






顎を乗っけている手が僅かに動いた後 、
会長は溜息を吐き 、そう云った 。





ヒーロー公安委員会会長
ですが何故其の様な事を訊くのです?
ヒーロー公安委員会会長
「 させる 」と云うからには
貴方は只傍観していた訳では無く 、
二人から話を訊いている筈だ…
ヒーロー公安委員会会長
二人が云っている事
以上の話なんて 、
特段無いと思いますけど……



オールマイト
質問を変えよう 、
二人を ” 騙した ” か…?



ヒーロー公安委員会会長
…貴方だって世界の為なら
嘘を吐くでしょう?



オールマイト
二人に弒しをさせるのが
世界の為だってッ?!?!



ヒーロー公安委員会会長
……何にせよ 、
もう此れを辞める事は出来ません 。
ヒーロー公安委員会会長
其れ位は 、、
お判りでしょう…?






詰まり 、詳しい事は云えないと…





オールマイト
ッ……






私が歯を食いしばると 、
会長は眉間に皺を寄せ 、目線を逸らした 。





ヒーロー公安委員会会長
…判りました 。
貴方の功績を称えて 、
少しだけお教えしましょう 。



オールマイト
本当かい!?



ヒーロー公安委員会会長
ですが此の件は内密に 。
特に二人には……
ヒーロー公安委員会会長
此の約束を護って
頂けるのでしたら 、
お教えします 。



オールマイト
…勿論だ 。






安堵の表情を浮かべられ 、
益々企みが判らなくなる 。








だが其の笑みからは 、
納得のいく答えが訊ける気がしてならない 。





ヒーロー公安委員会会長
では率直にお伝えします 。
我々が彼等に行っているのは
云わば ” 研究 ” です 。



オールマイト
研究…?



ヒーロー公安委員会会長
そう 、変わった力の研究…
研究と云うのは様々な条件を
当て嵌めていくもの……
ヒーロー公安委員会会長
彼等に行っているのは
訓練では無く 、
実戦的な場合による力の変化 。
ヒーロー公安委員会会長
そして…其のですね 、
” 感情の昂り ” による変化も
我々は見ています 。

ヒーロー公安委員会会長
纏めると 、
場合によっての力の変化…
そして危険性を見ているのです 。
ヒーロー公安委員会会長
周りに公安の人間を付かせているのは 、
其の為でもあります 。






感情の昂り……





オールマイト
弒しをさせる事で…
其れを……



ヒーロー公安委員会会長
そうです 。
此の条件にピッタリと当て嵌り 、
尚且つ一石二鳥だったのが…
ヒーロー公安委員会会長
貴方の 、
平和の象徴の補強の役割だったのです 。
 


オールマイト
…成程……



ヒーロー公安委員会会長
…其れと 、もう一つ 。
あの二人には絶ッ対に教えては
ならない話です 。
ヒーロー公安委員会会長
…約束して呉れますね 、?






私は無言で頷いた 。





ヒーロー公安委員会会長
我々は 、
『 彼等を弒す心算等毛頭無い 』
と云う事です 。



オールマイト
…!



ヒーロー公安委員会会長
其の力を持つ者は数少ない 。
ヒーロー公安委員会会長
厳しい事を云いますが 、
そんな標本サンプルを自ら減らす等 、
する筈ありません 。
余っ程の事が無い限りは……

ヒーロー公安委員会会長
彼等の自由をうばっている事も 、
心をすり減らしている事も
重々承知です 。

ヒーロー公安委員会会長
ですが 、此れは仕方が無い 。
未知の大きな力が現れたら
世界が如何なるか 、、、
判らない様な御方では無いでしょう…?






悲しいが 、悔しいが 、
会長の云う事には正当性があった 。








だが其れは彼等の自由や命 、心と引き換えであり 、
だからと云って「 辞めろ 」と主張するのは 、
其れは世界の平和を欠けさせる事になる 。





ヒーロー公安委員会会長
…判って頂けた様で 。



オールマイト
嗚呼……






私は本当に 、無力だ……… 。









次回 「  一匹獅子  」







【 +‪α 】
〜 公安・政府の事情 〜
めっちゃ簡単に公安・政府が何を思っていたか
説明していこうの会〜〜〜〜〜全員見ろ〜〜〜🥳


如何やら「 異能力 」と云う個性とは違う力が或るらしい 。

個性が生まれた時も多くの厄介事があったなぁ 。
色んな衝突とか自称異能力者が出たら大変だなぁ 、
世界がパニックになっちゃうヨ!!!!

抑々異能力がよく判んないねぇってばよ

研究しなきゃじゃない?
そうだ確り調べて対策すれば良いよね!世間にバレないように!!制御方法とか暴走する可能性とか 、個性と異能力の判断方法とか!!!

そうと決まれば捜すぞ異能力者!
えっ?種田山頭火くん?
キミ此の仕事(嘘交じってる求人内容)に興味無い???

ほうほう剣士が二人ね 。
じゃあ此の二人には 、、申し訳ないけど 、、、
世界の為だから 、ね……




的な感じです 。
また本編の方で話します多分 。

此の事をストレイドッグスの子達は
知っていたり理解は一応していたり 、
または知っていなかったり理解できなかったり
だと思っていてください 。

兎に角彼等は自由が欲しかった 。
何故自分達がしいたげられなくちゃいけないのか 、
此れは我儘で或る事も判ってはいる 、
でもまず少しの違いでピーピー云う世間がおかしい 。
頭柔らかくしろバーカ!!!!!

……てか何時迄研究しとんねんさっさと結論付けろし!!

って感じです 。
判り合う為に 、共に生きていく為に 、
彼等は十数年の歳月を経て其の我儘をぶつけます 。
勿論世界の事も配慮する方法は開拓済みです 。当然 。


少し話しすぎましたね此処でお開きにします 。
ではではヾ( ˙꒳˙  )











プリ小説オーディオドラマ