第7話

六話
608
2025/06/27 09:12 更新
不破雷蔵 視点


慣れない風呂場で足を挫いた僕を
三郎が肩を貸してくれた

けど、やっぱり一人じゃ大変そうだった

その時にあなたさんと目が合った
あなた
何してるんだッ!!
こんなあなたさん、初めて見た
不破雷蔵
っ…ごめんなさい、足を挫いて…ッ、
あなた
!ッ、早く上に行かないとッ!!
話した瞬間







ガチャッ
あなた
あッ、
知らない男性が乗り込んできた
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
おい、そこのガキは?
不破雷蔵
ぇ、あ…
鉢屋三郎
っ、大丈夫だ、雷蔵…大丈夫だっ…
早く逃げないと

分かってるのに 体は恐怖で固まってる

忍者のたまごなのに…なんで…
あなた
ッ、父さんッ…
あなたさんの…
おとう…さん…?
あ?
あなた
殴るのは、私だけで十分だろ…ッ?
鉢屋三郎
なっ、ッ!?
…ほお
あなた
この人達は私の友達、だ…
あなた
彼らは、関係ない…だから…
あなた
手を、出さないでくれッ…
僕たちを守るように抱きしめる
不破雷蔵
あなた、さん…?
ふっ笑…お前が守ることができたら
このガキに何もせず帰ってやるよ
ドゴッ
あなた
ぃ″ッ、
不破雷蔵
あなたさんッ、!
鉢屋三郎
ッ!
あなた
大丈夫ッ、少しだけ…耳塞いでてね…?
そう言って目を覆われた
不破雷蔵
ッ…
僕が 早く逃げなかったのが悪いのに
「大丈夫」と言ってくれた

でも 大丈夫なんかじゃないのは知ってるよ
ごめん

ごめんなさい…

そう言うことができずに

言われた通りに耳を抑えた



ずっと
ずっと ずっと

あなたさんは僕達を離すことはなかった










あなた
…終わったよ、起きて…
鉢屋三郎
あなた、さんッ…、
不破雷蔵
あなたさんッ、ごめんなさいッ…(ポロ
あなた
大丈夫、泣かなくていいよ…
あなた
もうアイツはいないから…
痣だらけの姿で言われて
不破雷蔵
ごめん、ごめんッ、…
あなた
怪我なくてよかったよ…
あなた
挫いたんでしょ、大丈夫…?
不破雷蔵
っ…はい、ッ…
あなた
あとで伊作に診てもらいなよ…
鉢屋三郎
ごめ、ごめん…ッ…
あなた
大丈夫だって…笑
頭を撫でる手は 優しくて あたたかくて
ずっと…どこかでまだ疑っていた自分を後悔した
不破雷蔵
うッ、ぁ…(ポロポロ
あなた
三郎、動ける…?
鉢屋三郎
っ!あぁ…動けるっ…
あなた
六年生と土井さんを呼んできてくれない、?
あなた
ちょっと、やばいかも…ッ笑
ニコッと笑って…僕に寄りかかった
不破雷蔵
ッ!?あなたさんッ!
あなた
大丈夫、寝てはないよ…
あなた
座る力は残ってないけど…笑
不破雷蔵
それは大丈夫じゃないッ!!!泣
僕の声が上にまで響いたのか
先輩達が降りてきた
善法寺伊作
!大丈夫?!
あなた
うーん…どっちかというと…
立花仙蔵
どっちかもないだろ!!‪💢
立花仙蔵
お前は何で無茶をするんだ!!‪💢

その通りだ

僕のせいで 無茶をさせたんだ…
あなた
仙蔵、静かに…
あなた
後輩がいるでしょ…
僕を優しく見つめる
不破雷蔵
っ…
尾浜勘右衛門
あなた、さん…
尾浜勘右衛門
助けれなかった…えと、あの…ごめ、
あなた
謝らなくていいよ、
あなた
伊作、一旦ごめんね
治療されていた体を動かして

僕の方へ来る
あなた
よし、
僕の前に座る
不破雷蔵
あなたの下の名前の一文字目…あなたさん…?
あなた
はい、(パッ
手を広げる
不破雷蔵
ぁ、…
あなた
来なくていいの?
不破雷蔵
ッ、…(ギュッ
あなた
ごめんね、怖い思いさせたよね
あなた
もう少し、早めに逃がせばよかったね…
鉢屋三郎
…あなた、さん…
あなた
ん、?
鉢屋三郎
教えてくれ、
鉢屋三郎
アイツは誰なんだ…




















鉢屋三郎
どういう関係なんだ、?
あなた
…君たちに教えないといけないね、

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