学校行きたくないな…
って思ってるけど、体は着々と教室へと足を運んでいる
お母さんやお父さんがお金払ってくれてるんだし、
学校はちゃんといかなきゃいけないよね…
小さなため息が漏れる、教室の前なのに…
空気悪くしてたらどうしよう…
こういう他人の何気ない一言に傷ついてる
相手は私が重い気持ちになると気分が悪くなる…
明るく振る舞わないと…
ガララ…
15分前くらいに学校に来て、今日の予習をする
これは…
やっぱり…
迷惑って言えないな
「じゃあ気ィ付けて帰るように~」
今日も何も進歩しなかったな…何も
自分の思ったこと言えなかった…
ガチャ
誰もいないけど
お父さんも、お母さんも、帰りが遅い
朝も、私より先に出て行く、メモだけ残して仕事に行く
毎日毎日、楽しくない学校に行って、将来だとかの為に勉強して
いじられて、友達もいなくて、頭いいことが取り柄で
楽しいことも無くて、利用されるだけで
虚しいな
苦しいな
…切るか
サクッ…スーッ…サクッ…スーッ…
ザクッ…ザクッ
バレたくないから二の腕辺りにする
泣きたくないのに涙が出てくる
いま、顔変だろうな
別にいじめられてないだけマシ、
まし、なんだけどな
苦しいくせに言わない、嫌なのに愛想笑いで承諾して
言えばいいじゃん、簡単じゃん
どうして、私、思った事が言えないんだろう。
だって喉がつっかえて、うまく言えない
こんな私…
どうでしたかね…病みとかね、ちょっと、夢小説で書くの初めてでは
ないんすけど…まぁ、感想待ってます…はい
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!