第29話

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2022/01/09 10:20 更新
マリー
マリー
・・・ほんとにここが光の国?
まるで闇に飲み込まれそう・・・・
マリー
マリー
入ったのはいいけど・・・どうすれば・・・・
マリーは、戸惑った。
そして、辿り着いたのは・・・・
あるお城?
ここは?
光の国の国王が住むお城?
なんだか悪魔がすんでいそうだわ・・・・。
呪いにかけられたような・・・・
ローラ
ローラ
今日も暗い天気・・・
マリー
マリー
あっ・・・
ローラ
ローラ
えっ?あなたは?
マリー
マリー
あなたは・・・・
どこかおばさまに似たその少女・・・
マリー
マリー
あの・・・わたしマリーと言います・・・
わたしは、月の国の・・・
ローラ
ローラ
・・・あなたが?月の国の・・・・
わたしたちは、しばらく見つめ合い・・・
なんだかあったことがある懐かしさを感じた。
マリー
マリー
・・・・・あの・・
ローラ
ローラ
えっ?
執事
ローラ様?ローラ様
ローラ
ローラ
あっ・・・いけない・・・呼ばれてる・・・
マリー
マリー
あなたはもしかして叔母の・・・・
ローラ
ローラ
ダメ!隠れて
マリー
マリー
執事
ローラ様・・・探しましたよ?
アーサー様がお呼びです・・・あの?いかがなされましたか?
ローラ
ローラ
あっ・・・ううんなんでもないの・・・
迷子の猫がいて・・・
執事
猫・・・ですか?
捕まえましょうか・・・
ローラ
ローラ
いいわ。可愛そうだから、そっとしておいて・・・
マリー
マリー
・・・・
わたしは、ドキドキしていた。
彼女の手のひらにエンブレムがあるのを見てしまったから・・・。
でも、彼女は、わたしを助けてくれた・・・・

どうして?
あのエンブレムは・・・・
呪われてないの?
ローラ
ローラ
・・・・・・
執事が去ったあと、ローラもそのあとをついていった。

そして、マリーは、その隙を見て、城から抜け出した。

彼女・・・・ローラさんは・・・・
きっと・・・・
ローラ
ローラ
あの子が月の国の双子の1人・・・・

っつ・・・
なんだろう・・・・なんか思い出しかけてるのに・・・
思い出せない・・・
昔、会ったことあって・・・・

わたしが、忘れている?

そう、呪いのエンブレムのせいで、ローラも記憶を失っていた。
とても大事な記憶・・・・。

それは、自分の生い立ち。
ちょっと思い出せたのは、彼女がしていた指輪・・・。

どこかで見たことが・・・

なんで今まで気がつかなかったんだろう。

ローラ
ローラ
えーっと・・・たしかこの辺・・・
光一
光一
・・・・ローラ?
ローラは、突然自分の部屋を、物色し始めた。
光一
光一
ローラ?どうした?
ローラ
ローラ
あっ、エディ・・・
あのさ・・・
光一
光一
ん?
ローラ
ローラ
その指輪・・・ちょっと見せてもらっていい?
光一
光一
えっ?これか・・・・
エディは、指輪を指からはずすと・・・
ローラ
ローラ
抜けるの?
光一
光一
何いってるんや。抜けるよ。
はい。見たいんやろ?ローラは、特別や
そう言ってローラの手のひらに指輪を載せた。
ローラ
ローラ
・・・・・
・・・・ローラ?
ローラ
ローラ
・・・・
その指輪を手のひらに載せたとたんに、広がる記憶・・・・
こっちこっち
待って~
ローラ
ローラ
・・・・っつ・・・・
誰かは鮮明には映らず・・・
だが・・・
ローラ・・・これは、あなたのものよ?
ローラ
ローラ
・・・・わたしの?
あなたが、受け継ぐ資格あるの。
もうひとつは・・・あなたの大事な人に・・・
ローラ
ローラ
・・・・
光一
光一
ローラ?
ローラ
ローラ
エディ・・・・・
光一
光一
ローラ
ローラ
ありがとう
そう言って、指輪を返すローラ。
光一
光一
なんかわかったんか?
ローラ
ローラ
ちょっと行ってくる・・・
光一
光一
えっ?行ってくる?・・・・どこへ?
そういうと、城の奥の方へと行ってしまった。
なにかを探しに行くために?
ローラ
ローラ
呪いのせいで、消されていたもの・・・。わたしも、エディと同じで記憶を消されていた・・
ローラはある場所に向かおうとしていたが・・・
アーサー
アーサー
ローラ・・・どこへ行く
ローラ
ローラ
あっ・・・
アーサー様に見つかってしまった!!
ローラ
ローラ
え~っと・・・・
アーサー
アーサー
おまえなにかを探しに行こうとしているな?
ローラ
ローラ
な、なんでそれを・・・
アーサー
アーサー
いったい何を探すと言うのだ。そんなものおまえにはないはずだ
ローラ
ローラ
あります。少しずつですが・・・呪いを解く方法が見つかるかもしれないんです。
あなたを戻す方法も・・・だから・・・
アーサー
アーサー
うるさい!呪いを解く方法などない
ローラ
ローラ
どうしてですか?この国がどうなってもよいと言うんですか?
アーサー
アーサー
あぁ、どうなってもいい・・・
ローラ
ローラ
・・・・あなたがそんな人だとは思いませんでした・・・・
アーサー
アーサー
ローラは、涙を流した。

ローラ
ローラ
私があなたのことを思っていても・・・あなたが私を思ってくれなければ・・・・
そう言って走っていってしまった。

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