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今日は水曜日
そう 。 今日は私と悟の記念日
朝から任務があり、
急いでその任務を終わらせた
今は夕方 。
いつもより、おしゃれをして
いつものように悟の帰りを待つ
晩御飯は、悟が好きな料理
冷蔵庫には、買ったケーキをいれてある
いつもは悟が買ってきてくれるが
忙しそうなので今年は私が買った
ご飯の準備をして、悟を待つ
____ガチャ
ドアの開く音が聞こえ、
急いで玄関へと行く
玄関にいくと、
悟がいて思わず驚く
もしかして………
今日が記念日だって覚えてるのかな…?
そう言い、急いでキッチンへと向かう
味見をし終わり、料理を机にへと並べる
近くには、
ソファーに座ってスマホをいじっている悟がいる
すれ違ったときに
悟から、香水の匂いがする
それも悟がつけなさそうな香水の匂い
____バタンッ
バタンッ とドアが閉まる
『 今日って何かあった ? 』
私が馬鹿だった .
期待した私が馬鹿だった .
いつの間にか、
私は貴方の背中を眺めているようになってた
貴方の隣には私じゃなくてあの子
あの香水の匂いどこかで嗅いだことある
きっと、あの子のだ
分かってたんだ .
貴方が 浮気 していること
本当は気づいてたんだ .
大好きだったのに____
信じてたのに____
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。