目の前のインターホンを鳴らすと家の中からドタバタと聞こえて扉が開く。
樹「っあなた!?」
あなた「よっ!きちゃった!」
ちょっとふざけてポーズを取りながら言えば、
樹はクスッと笑って家に入れてくれた。
樹「まじ今起きた、今すげーブスかも」
あなた「樹がブスになっても愛すよ」
樹「嬉しいけどちょっと俺が嫌かも
すぐ準備するから待ってて」
あなた「えー、いいのにそのままでも」
樹の派手な寝癖を触りながら言うと
手を取られる。
樹「あなたがこんな可愛いのに、
俺こんなんじゃダサすぎるっしょ?笑」
あなた「やだ、かっこいいこと言うじゃん」
樹「んは、でしょー?
待ってて」
樹は洗面所へ行ってしばらくして戻ってきた。
樹「おまたせしましたー」
あなた「かっこいい、私樹の黒髪好きなんだよね」
樹「…俺今茶色寄りなんだけど笑」
あなた「全部好きだよ、黒髪まじ好き」
樹「じゃあ次染める時は黒で」
あなた「まじ?やばいねそれは」
樹「なにがだよ笑
かわいいあなた」
あなた「なにがよ、いつもと一緒だよ?」
樹「俺に会いに来てくれるのがかわいい」
そういって樹に抱きしめられる。
樹「ほんとかわいい、どうしよ
今すごい付き合う前みたいになってる」
あなた「今だから言うけど、
付き合う前の樹、私のことめっちゃ好きって顔してた」
そう言うと固まる樹。
樹「…まじで?」
あなた「うん、笑」
樹「ガチではずいじゃん、!」
あなた「嬉しかったよ?それが今も続いてくれて、笑
私らもうすぐ3年目突入だよー」
樹「一生一緒だかんね」
あなた「そのつもりですー」











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。