単語
昼過ぎ
あなたの部屋から咳がたびたび聞こえた
あなたの顔はほんのり赤かった
緋山はあなたの額に触れた
あなたの脇に体温計を挟んだ
37、9度だった
あなたの返事はなかった。
緋山は無言であなたの口の近くにマスクを当てた
吸入が終わった
次の日の6時
あなたの部屋の扉が開く音と同時に冴島と緋山が起きた
あなたの顔は暗く目を合わせてくれない
熱を測った
36.9°
本庄とはあなたの学校の保健室の先生ぇで、冴島や緋山の同級生だった
あなたも昔から仲良し
8時
学校が終わり〜
学校から帰った
あなたはそのまま部屋に行った
あなたsaid
久しぶりの学校でめっちゃ疲れた
朝からあんまり体調良くなかったし、頭痛い
いつもならさとみちゃん(本庄)のとこ行くのに
今日は動く気力もなくて行けなかった
連絡しなきゃ
そのまま寝落ちしちゃった
リビングでは
午後8時
あなたは料理の音で目が覚めた
気づいたら8時になってた
ぴこっ!
LINEがなった
さとみちゃんからだった
LINEが終わった頃にドアからこんこん!と音が鳴った
ぴこっ
LINEがなった
LINEが終わり
次の日 朝
あなたは昨日と同じように6時に部屋から出てきた
あなたsaid
今日は頭が痛くて5時に目が覚めた
外を見ると雨が降っていた
きっと低気圧だろう
でも学校に行かないと!友達にも行くって言っちゃったし
学校に着き
友達は自分が医者だってことを誰も知らない
1時間目の授業を無事に終え
あなたsaid
1時間目終わったー
朝よりも体調が悪くて、でも我慢できた
次は理科か
頑張ろ
本庄said
今日あなたが学校に来るらしい
今保健室に来た子が早退することになったからその子の荷物を取りに行こうとしたら、なんとあなたのクラスだった。
あなたの様子を見ると机に顔を伏せていた
やっぱ体調悪いのかな
本庄はあなたの机にメモを置いた
メモ
この授業終わったら、保健室おいで
授業が終わり
あなたはメモに気づいた
あなたは保健室へと向かった
続く
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!