風鈴には、風鈴高校がある。
偏差値は最底辺、喧嘩は最強の高校だ。
その高校のてっぺん……1番強いその人は、
ここに引っ越して来てからしばらくして、
困っていた私を助けてくれた、私の"ヒーロー"。
少し大袈裟に聞こえるかもしれないけど、
私は本当にそう思っているし、今でも感謝しきれない。
だから私は、桜さんの"てっぺんを取る"という言葉には
少し驚いた。
私のヒーローであり、私の大切な人を
傷つけられるかもと思ったからだ。
でも、あの人は強いから…。
"人"として強いから、あの人が桜さんに
負けないで欲しい…とも自分勝手ながらに思ってしまった。
ガタッ…🪑
ことはさんは背中を窓の光を逆光にとり、
冷たく桜さんに言い放った。
その様子に少し驚いたけど、
ことはさんの言っていることは間違いじゃない気がした。
私が引っ越す半年前、風鈴にはヤンキーや暴走族が
派閥を争っていて街の治安は最悪だったと
ことはさんから聞いたのを思い出した。
でも、その時から風鈴高校も変わったのだと言う。
街の入口に看板を立てて、
人を傷つける者などの粛清を行ったのだとか…。
そんな事もあり、"街のヒーロー"とも呼ばれる人達だから
桜さんひとりで勝てる確率はほぼゼロに等しいだろう。
…カランコロン🚪🔔
桜さんはオムライスを少し残して、
寂しげな背中を後に店を出ていった。
カランコロン…🚪🔔
桜さんは寂しげな背中を後にして店を出ていった。
横暴な性格の人かと思ったが、
さっきの忘れ物に気づいて渡したのを見ると
案外、いい人なのかもしれないと思った。
𝐧𝐞𝐱𝐭 …
原作と物語の流れがごちゃごちゃであっていませんが、すみません🥲💦















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。