いつもの放課後の勉強をしている時、
私がプリントをやっていると本を黙々も読む恭平。
朝の朝会のことがまだ忘れられなくて…
私は口を開いた。
あなた「ねぇ、先生」
恭平「ん?なんや?」
あなた「西ヶ崎純麗先生を見た時どう思った?」
そういった瞬間、少し眉毛があがった。
恭平「どう思ったって?笑」
あなた「可愛いなーとか綺麗だなーとか思わなかったの?」
恭平「なんや、嫉妬か?」
そういって話を逸らしてくる。
私はただどう思ったかを聞いているだけなのに…
けど、確かにあの時胸がザワザワした。
あなた「……うん、」
今日は否定せず、しっかりと答えた。
恭平「ふはっ…どうも思わへんよ」
あなた「ほんとに……??」
恭平「思ったとしてもあなたの方が可愛ええなぁ〜とかやで」
そうやってしれっと私が嬉しくなるような事をいう先生。
やっぱり憎めないし、好きだ。
あなた「そう?なら…いいけど」
恭平「手止まってるで〜」
わざとそういって私を焦らす先生。
私はまたプリントに目を向けたが、
その時先生が険しい顔をしていたことになんて気が付かなかった。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!