第4話

第3話
15
2025/06/16 00:33 更新
王位英太郎
雄大だね
英太郎が船を見て一言呟いた。
あなた
感想はそれだけか、
俺は英太郎の平凡な感想に苦笑した。
ターミナル内でチェックインを済ませ、スタッフの誘導のもと早速船に乗り込んだ。
船は8つの施設から成っており、船への入り口、ロイヤルプロムナードがその1つめの施設だという。
このロイヤルプロムナードと呼ばれる施設の代表物、The Pearlという球状のアーチのような物を通じて6階に行くことが出来るのだそう。
ちなみに船の入り口部分は5階で、最高階数は20階である。
王位英太郎
まるで、ショッピングモールだな
英太郎は周囲を見渡して感嘆の声を漏らす。
波空明那
ね、想像以上
明那も驚きを隠せない様子で、渡瀬はというと、何食わぬ顔で辺りを警戒している。
あなた
どうかしたか?
不穏な空気に堪らず俺は渡瀬に質した。
渡瀬皇白
いや、多くの人が頭を下げてて…
あなた
頭を…?誰だろう
俺は怪訝そうに首を傾げた。
俺が見た時にはすでに人が立ち去ったあとなのか、人溜まりが徐々に散開していっていた。

そんなこと気にも留めずに2人は颯爽と次のエリアへ向かおうとしていた。
あなた
まず、屋外も見よう
俺は2人にそう提案して次なるエリア、セントラルパークへと歩を進めた。

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