第9話

エンド2第9話 ドコカデヤッテナイコウドウ
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2024/03/29 15:00 更新
ーもしも、幼児化したら…貴方はどうしますか?この話は、幼児化してしまった一人の女子高生のエンド2までを描きます。







※階段から転落するまではカットします
坂本 薫
…💤
???
…………
坂本 薫
ん…ん〜…
目が覚めると、ぼんやりする薫の視界に制服を着た雪名が自分を除き込んでいるのが目に入った。
坂本 薫
(……此処は…保健室…?)
倉本 雪名
お嬢ちゃん、大丈夫?倒れてたからビックリしたよ
坂本 薫
(………………お嬢ちゃん?)
坂本 薫
(は?お嬢ちゃんって…雪名、いつも俺の事名前で呼ぶよな?お嬢ちゃんって何だよ…)
倉本 雪名
起き上がれる?あっそれか、お水でも飲む?
坂本 薫
………………起きたい…
倉本 雪名
OK.じゃあお姉ちゃんの手取ってくれる?
と、雪名は薫に手を伸ばした。
坂本 薫
…………
違和感を覚えながらも、薫は雪名の手を取り、体を起こした。と思ったら、薫はベッドから飛び上がり、走ってトイレへと向かった。
倉本 雪名
あちょっと!お嬢ちゃん!
坂本 薫
(可怪しい…可怪し過ぎる…この感じ…前にも1回味わった気がする…)
坂本 薫
(まぁ良い…早く!早く確認しないと…!)
汗を流しながら、薫はトイレの鏡の前に立ち、自分の姿を確認すると……そこに立っていたのは小さいクリクリの目をした子供だった。
少女(坂本 薫)
………………
少女(坂本 薫)
(何か前にあったような…無かったような…)
はいありました by主
少女(坂本 薫)
…………はぁ…
少女(坂本 薫)
よし……





















          逃げるか
少女(坂本 薫)
ハァハァ…ハァ…ハァ……
薫はあの後、人の目を掻い潜って学校から抜け出し、夢中で走った。足がどんなに痛くなっても、空が夕日を昇っても、薫は走り続けた。
少女(坂本 薫)
(取り敢えず…この町は出た方が安全だな…)
すると、背後から男の野太い声が聞こえてきた。
???
あなた!待ってくれ!
少女(坂本 薫)
話し掛けてんじゃねーよおっさんが!
と、薫は振り向き様に飛び蹴りを一発、男の右頬に蹴り上げた。
少女(坂本 薫)
(ん?あなた?)
???
あっご、ごめんよお嬢ちゃん…娘に似てたんでつい…
男は恐ろしい物でも見たかのような目で薫を見つめながら、腫れた右頬を抑えながら地面に座り込んでいた。
少女(坂本 薫)
えっあっいや…こっちこそいきなり蹴ってごめんなさい!大丈夫ですか?
???
嗚呼大丈夫だよ、こんなの掠り傷みたいな物だからね、それにいきなり話し掛けたおじさんも悪いから。君は自分を守ろうとしただけだから何も悪くないよ
少女(坂本 薫)
じゃ、じゃあ…自分急いでるんでこれで…!
薫はその場を立ち去り、気が付いた時には空は暗く、山道を歩いていた。
少女(坂本 薫)
はぁ…はぁはぁ…
少女(坂本 薫)
(取り敢えず、このまま山を抜ければ隣町の村紗町に…行け……る…)
と、薫の視界が一瞬ユラっと眩んだ。
少女(坂本 薫)
(ヤベェ……頭がクラクラして来やがった…)
少女(坂本 薫)
(嗚呼…俺このままタヒぬのか……)
どんどん視界が歪み始め、薫は目の前の深い穴の中に落ちてしまった。
ドシン!っと音がし、そのまま薫の視界は暗くなり、そのうち音も聞こえなくなった。
          20年後
ニュースキャスター
今日桜町の桜山の穴から女児の遺体が発見されました
倉本 雪名
えっ怖…
倉本 雪名
………………
倉本 雪名
(20年も幼馴染を待たせて、アンタ何処で何してるの…早く私の下に戻って来てよ…)
倉本 雪名
……………………離れないって…約束したのそっちじゃん…

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