(これが三ツ谷くんの中学校かー)
用事があるって言って呼び出したくせに
おっせぇなぁ、三ツ谷くん
武道は三ツ谷から呼び出しをくらい
渋谷第二中に来ていた。
お〜い、タケミっち‼︎
その声は…
ペーやん君⁉︎ガラ悪っもしかして三ツ谷くんとぺーやん君って同中なんスか⁉︎
おう、ついて来いよ
三ツ谷が手ぇ離せねぇみてぇだから
代わりに来てやったんだ
武道はペーやんに案内されて
三ツ谷のいる“家庭科室”に連れてこられた。
え?家庭科室?
苦手なんだよなぁーアイツ
ん?アイツ?
ちょっと林くん‼︎
そう言ってペーやんに詰め寄ったのは
安田と書かれた体操服を着た女だった。
ペーやんが安田さんにタジタジになっている横で
武道は目を見開き放心している。
どうしたぁ?
あ、三ツ谷くん‼︎
ペーやんが青ざめて白目になっていると
三ツ谷がやってきて安田さんを宥めてくれた。
ちょっと待ってろよ、タケミっち
すぐできっから
は、はい…
すぐできるって…何か作ってるんスかね?
そもそも俺ってなんで呼び出されたんだろ?
特攻服だよ
え?
喜べよ、お前の特攻服
三ツ谷が直々に仕立ててくれてんだぞ
…三ツ谷くんが俺の?
初期メンバー以来だよなー三ツ谷
俺らにとっての1番のフォーマルは特攻服だろ!
俺らなりの感謝の気持ちだよ
タケミっち
83抗争ではドラケンを救ってくれて
血のハロウィンでは皆の目を覚ましてくれた
だからお前の特攻服はゼッテェ
俺らが仕立てたかったんだ
三ツ谷はそう言ってミシンを動かし
生地を確認する。
ありがとうございます!
バーカ
俺らが勝手にやってる事だ
できた‼︎着てみろよ、タケミっち
はい‼︎
明日の集会が楽しみだな‼︎
うん‼︎
(そういえば、三ツ谷くんの言う俺らって…誰が俺の特攻服作ってくれたんだろ、お礼したいな)
武道はそう思いながら
三ツ谷から特攻服を受け取った。
そして、集会。
早くしろやタケミっち
何かこっ恥ずかしいっスね…
さぁ、お披露目だ!
ん?…へーー
……
特攻服に身を包んだ武道を東卍は見つめる。
そして武道だ…、花垣武道…とボソボソと言う。
似合ってねぇなぁお前!
ドラケンはニッと笑顔でそう言った。
ですよね!
着せられてる感半端ねぇーっス‼︎
武道をそう言って照れる様に笑う。
…改めて
東京卍會へようこそ
はい!宜しくお願いします‼︎
…おう
はい!
さて、集会始まんぞ‼︎
あなたはドラケンのこの声を聞き
静かにドラケンの横に立った。
…君にとって大事な集会らしいから覚悟しときなよ
え?大事なって…なんスか?
さぁ?それは私も聞かされていない
その声と同時に
石段の上にマイキー、半間、千冬、場地が並ぶ。
え⁉︎
芭流覇羅‼︎
半間に…千冬、場地くん⁉︎
今日の集会は荒れんぞー
“血のハロウィン”の総決算だね
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