幼い頃、よく面倒を見ていて、家族ぐるみの付き合いがあった日本家。
今は仕事の出張で少しばかり近くに住むことになったのだ。
お土産を渡し、靴を脱ぐと、日帝君に手を引かれた。
江戸さんに軽く頭を下げ、日帝君についていく。
苦笑を浮かべながら言うと、明らかに不服そうな顔をされた。
出来ることなら私だって此処に住んでいたいよ()
部屋に入ると、そこには大量の賞状やらトロフィやらが飾られていた。
見入っていると、日帝君と目が合い、キラキラと目を輝かせている。
……褒めてほしいんだな。
褒められて満足したのか、照れくさそうに頬をかき、耳と尻尾を動かしていた。
……猫と一緒の原理。
頬を真っ赤に染め上げ、チラチラと私を表情を伺う姿は、不覚にも可愛らしいと思ってしまう。
思春期だというのに、まさか女である私と一緒に寝たいって言い出すなんて……
笑いながら言うと、彼は嬉しそうに頷いた。
下に触れながら長いキスを何度もする。
体をビクつかせ、私に抱き着いてきた。
シュコシュコシュコ__♡
手についた粘液を舐め、離れようとすると、ベッドに押し倒される。
手を固定され、止め処無く唇が重なった。
今まで可愛いと思っていた彼は、既に1人の“男”になっていた。

『あなた!✨️』
貴方以外には塩対応、無視を決め込むが、貴方を前にすると一気に甘えん坊全開な日帝くん。
今回の日帝は中学生か高校生くらいを想像して書いてた。
……立派なショタですよね、この年齢層は。











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。