第19話

 side me.3
292
2023/07/07 12:52 更新









暗い

狭い

怖い

落ちる



















光へと伸ばした手は何を掴むわけでもなく、空を切る。

下に行っては行けないと分かっているのに、抗うこともなく下へと落ちていく身体を止められなかった。




















誰か助けて


















誰かって誰に?

ここには誰も来ない。

誰も居ない。







寂し様な、

でもそれが当然だと思う自分もいて

落ちていく中で考えた。























私はどこに行くべきなの?と。













差し伸べてくれる手を待っていた。

どこかここではないところに行きたい、と願っていた。














でも何も変わらなかった。




















「あとちょっとだね」






















そんな声が耳元でした。


















side ____。

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