夜
ミルクの部屋
『自分の絵に自分らしさを入れてみましょう。
それだけで絵の魅力は格段に上がります。』
(絵の画像付き)
嫌な考えが頭を支配する。
こんな辛さから解放されたいまで思っていた。
相当限界なんだなと思うが
次々湧き出る不安に飲み込まれてそれどころではなくなった
そう思ったうちは立ち上がってスマホを開き
プリ小説内のとある小説のチャプターを開く
シュン
来たらいつもと変わらずのリビングがあった。
電気が付いていなくて
いつもより暗いと感じた。
でも夜のこの感じも良いと感じた
うちはパジャマの姿で外に出ようとする。
まだ寒い時期にこんな姿をするなんて
自〇行為に等しいがそんな事を考えていられなかった
早くこの不安や悩み、苦しみから解放されたい。
そんな一心だった
伝わるなんて思っていないけど
反射的に言ってしまった。
バタン
『………』
屋上
しばらく屋上から街を見つめる。
電気が付いている家もあれば
ついていない家もある。
じっくり見ないと分からないことがあって
新鮮だと思った
まぁそんな感情も意味がなくなると感じる
そう言ってうちは屋上から一歩踏み出す。
そんな事はないと分かっていながら
うちは新しい世界に行けると信じていく。
ガシッ
うちの自〇は二人によって塞がれた。
いつもだったら起きてるはずのない2人が目の前にいる
屋上
純粋な疑問をぶつける。
乾いた笑いをする。
そんな笑いに2人は嫌そうな顔をする
慣れだから…もう体に染み付いちゃってるから
二度と取れないことも分かってる
口が思ったことを口に出してしまう。
2人にうちの汚い所を見せてしまったと
さらに自分が嫌いになった
お願いだから……もう…放っておいてよ……
うちは2人と一緒に居るべき人じゃないから…
なんで……
聞き間違いだと思いたかった。
だってその言葉は一番聞きたくなった言葉だったから
辞めて欲しかった。
死んで欲しくない。
どうにかしてでも2人に死なせたくない。
そんな想いが体中に駆け巡る
本心が出てしまう。
それと同時に涙まで出てくる。
止めようと何度拭っても止まらない。
うちは優しくされるべき人間じゃないのに…
こんな汚くて醜い自分要らないのに……
今だって死ねなくて迷惑をかけている。
こんな時間に寒い中2人を外に出している。
そんな迷惑しかかけていない自分は生きていなくていいから
少し心が灯った気がした。
2人なら捨てないでくれるかもしれない。
見捨てないで、失望しないかもしれない。
そんな希望を抱けるのは久しぶりな気がする
その言葉を聞いた後でうちは記憶がない。
ただ体が重たくて目を瞑っただけだった。
バタッ















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。