第14話

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2025/05/14 10:00 更新
桃side

「俺たち、最強じゃん」

何度も言ったね

いるまの顔がだんだん明るくなっていく感覚や

だんだんピアノの音が合わさっていく気持ちよさ

毎日会えるという尊さ

全てが、最強へと繋がった
桃.
ww
桃.
ピアノ完璧だね
紫.
そうだな
文化祭本番の1週間前

俺らの曲は完璧な形で完成した

初めて会ったあの屋上で

ハイライトのない、今にも消えそうな君を見て

俺は救えたのか、分からないけど

ここまで成長して

ピアノを見せて

練習しまくって
桃.
…俺たち、最強じゃんかw
紫.
全部、らんのおかげ
桃.
違うよ、いるまがものすごく頑張った
紫.
そうかな
桃.
そうだよ
桃.
俺が言うんだから、そうに決まってる
紫.
でも、らんの言葉に動かされたのは事実
いるまがゆっくり、窓へ向かった
紫.
認めて、肯定して、受け入れる
紫.
嘘じゃなかった、ちゃんとやってくれたポロポロ
紫.
嬉しかったんだぁ、、ポロポロ
桃.
泣いてるの?
紫.
泣いてねーし、w
俺に顔を見せないようにいるまは涙を吹き、笑顔を見せた
桃.
うん
桃.
やっぱり笑顔が似合うね
紫.
ありがとうニコ
紫.
…あ、じゃ、また明日
桃.
もうこんな時間じゃんw
小さな窓から夕日が広がる
紫.
な、時が経つのが早いわw
桃.
だね
紫.
また明日の朝、ピアノ弾こう
桃.
うん
そうだね

俺も弾きたい
紫.
ばいばーい
桃.
ばいばい
いるまが帰っていくのを眺めた

俺だって弾きたい

いるまといたい

だけど、、

…まぁいいや

俺は荷物を持って音楽室を後にした

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