第8話

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2023/02/17 11:25 更新
あなた
マイキーは駄菓子屋行ったことある?
マイキー
マイキー
うん





少しだけ目を細めて懐かしそうな表情を浮かべながらマイキーはぽつりぽつりとこんな話をしてくれた



マイキー
マイキー
………兄貴と、妹と、俺
マイキー
マイキー
1人100円って兄貴が言うけど、俺はいつも越えた
あなた
ええ!兄貴さんおこちゃうよ!
マイキー
マイキー
…ん
マイキー
マイキー
でもいいんだ
あなた
…そうなの?





なんだか少しだけ寂しそうな顔をしている気がして、私は手を伸ばしてマイキーの頭をよしよしした。


今、一緒に兄貴さんと、妹さんとは暮らしてないから悲しいのかなって思ったの。


あなた
あなたの下の名前も、家族だよ?



マイキーはそれを聞いて「ん」とだけ答え、私をぎゅっと軽く抱きしめた。




結局、駄菓子屋さんがおうちの近くには無かったみたいで車で向かうことになった。


いつもの知ってる通りを通り過ぎて、はじめての道を進んで着いた先は公園だった。


九井
九井
ここの正面………あれだな

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