あ、全員無傷
他の人もたくさん?いるし、えっとぉ、倉知さんと柳さんとかれん氏と信濃さん、、、あれ、意外と少ない
危険な目にあってないといいけど
prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
なんなん?
アンジェラが話してる時点で失敗したんだろうけど
意外といいやつだったんだがな、残念だ、
ーーー、アカメと職員リサトが死亡しました
しんだ?
どうして?
だって、そんな、
あいつらはそんな簡単に死ぬ奴じゃ
そんな俺の心情を悟ったようにアンジェラが
あ、そっか、
、、、無駄死にじゃねーか、お前らなら逃げられただろ
、、、なんでいつもこうなんだ
何でいつも俺だけ生き残るんだ
先輩に庇われたときも
鎮圧中後輩が隣でくたばったときも
同僚が収容室に入ってから戻ってこなくなった時も
今回も
俺が死ねばいいのに
アンジェラに言いたいことは沢山あった、だけど言ったら後悔するだろうから、
言葉を飲み込んだ
少しの静寂のあと声がする
懐かしく感じる声に安堵する、
嗚呼、嗚呼、何だってこんな時に向こうに行けないんだ
____絶対に戻ってきてくれ。
その声は少し震えていたように聞こえた
死んでなけりゃな
ネツァクは絶対戻るって信じているんだろうなぁ、
、、、まああっちより治安がいいから希望持つのも当然か
プツッ ツー ツー
電話が途切れる
仲間が死んだのに泣けやしないのか、俺は
、、、涙なんてとっくに枯れてたんだな
言えなかった言葉が、飲み込んだ言葉が、胃の中で燻っている
何をするにもここを出ないと始まらない
だから今は、今だけは
言いたかった、叫びたかった言葉を飲み込みましょう
ゴクリ
ドス黒い、でも少し哀愁の漂う言葉が胃に落ちた
嗚呼、笑顔を作るのを忘れていた、失敬失敬、
《どこかの研究所にて、一体の幻想体が生まれた》
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。