ミンギュside
○○。
俺見てたよ、○○がスニョンとキスしてたの。
お前らそういう関係だったのかよ。
じゃあ俺の気持ちはどうなる……??
隣の部屋だった時、すごい嬉しかった。でも、スニョンが逆隣なのを知って
嫌な予感がした。
ディズニーに誘えた時は、まじで心臓飛び出そうだったよ。
好きな人と行けるなんて……
でも違った。
外から見たら、○○達は完全にカップルに見える。
スニョンが憎い。
スニョン言ってたな。
って。
何するかわかってるからな。
その前に______
俺が○○を。
ミンギュside end
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○○side
ホシくん。
12時に、何するの……??
雑談??ほんとに分からない。
私は完全にホシくんの虜になってしまった。
そんなことを考えていたら、ホテルに着いていた。
ロビーで
ダメじゃんホシくん。
確かに12時は、日にち変わってるもん。
ホシくんがすることは、本当に予測がつかない
部屋に戻って、ベッドに寝転ぶ。
疲れたな。
いつも履いてる靴でも、靴擦れができるくらい歩いたってことかな。
眠いな……。
その前にシャワー浴びよう。
部屋の中にあるシャワールームでシャワーを浴びる。
時刻は10時半。
髪の毛を乾かして、今日買ったものを分ける。
お土産を見る度、今日のことを思い出す
ホシくんと手を繋いで、
ホシくんと関節キスをして、
ホシくんとキスをした
ホシくん、どれだけ私をからかう気??
あ、
まずミンギュに謝りにいこうかな。
私はミンギュの部屋に行った。
ピーンポーン
チャイムが鳴る。
ドアがゆっくり開く。
部屋に入った。
お互いベッドに座った。
全然って言ってるけど、全然大丈夫そうじゃないじゃん。
沈黙
その言葉が、ミンギュのスイッチをONにしちゃったみたい
ドサッ
ミンギュに押し倒された
"俺じゃダメ??"
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!