第5話

3話
41
2024/07/13 01:39
ピピピピっと鳴る目覚まし音で目が覚める。
(なまえ)
あなた
んぅ…
隣を見るとレモンちゃんが気持ち良さそうに眠っていた。
(なまえ)
あなた
……………………………顔洗いに行こっと
(※徐々に目が覚めるタイプ)
顔を洗い終えるとフィンくんが眠そうに洗面所に入ってきた。
(なまえ)
あなた
あ、おはよう、フィンくん
フィン
フィン
ん、おはよぉ…
フィンくんは挨拶をすると顔を洗い始めた。
(なまえ)
あなた
…朝ご飯作らなきゃな
僕がキッチンに行くとランスくんがエプロンを着ていた。
(なまえ)
あなた
おはよう、ランスくん
ランス
ランス
嗚呼、おはよう
(なまえ)
あなた
えっと、何してるの?
ランス
ランス
朝食を作ろうとしているだけだ
(なまえ)
あなた
え、僕が作るからいいよ
ランス
ランス
今日はバイトなんだろ?なら朝くらいは作らせてくれ
(なまえ)
あなた
…うーん、じゃあ、スクランブルエッグとベーコン焼いてくれる?
(なまえ)
あなた
僕はパンを焼いて、サラダを作るから
ランス
ランス
嗚呼、任せてくれ
僕がそう言うとランスくんはふっと微笑み、僕の頭を優しく撫でた
(なまえ)
あなた
(流石シスターコンプレックス…撫でるのが上手だ…)
僕はそう思いながらパンを焼き、サラダを作った。
しばらくして朝食の準備を終えると、レモンちゃんとフィンくん、ドットくんがリビングに来た。
フィン
フィン
おはよう!
レモン
レモン
おはようございます!
ドット
ドット
エプロン着てるあなたの下の名前ちゃん、可愛すぎる…ちゅきでーす
(なまえ)
あなた
二人ともおはよう
(なまえ)
あなた
フィンくんはさっきぶり
フィン
フィン
ところでマッシュくんは?
(なまえ)
あなた
まだ寝てるのかn
僕が寝てるのかなと言っている途中、リビングの扉がガタガタと動き出した
(なまえ)
あなた
待って…え、此れってまさか…?
僕は嫌な予感がしながらも扉を見つめた。
しばらくして、ピタッと止まったかと思うと、バキィィィッという音が鳴り、扉を持ったマッシュくんがリビングに入ってきた。
フィン
フィン
人の家の扉まで壊しちゃった!?
マッシュ
マッシュ
あばばばば…お、押戸か引戸かわかんなくなっちゃって…
(なまえ)
あなた
……し、仕方ないね(?
フィン
フィン
混乱しちゃってる!!!
マッシュ
マッシュ
ごごご、ごめん…ちゃんと直すよ…
(なまえ)
あなた
まって、反省したのは分かったから…後で業者さん呼んで直して貰うから、だからまずは手を洗ってご飯を食べよう?
マッシュ
マッシュ
わかった
ドット
ドット
(流石あなたの下の名前ちゃん、マッシュが傷付かないようにしながらも扉を更に壊されないようにフォローしてる…)
ドット
ドット
(賢くて優しいところもちゅきでーす)
ドットくんが鼻血を出しているのをスルーしながら僕たちは朝食を食べた。
マッシュ
マッシュ
ふぅ、美味しかった
レモン
レモン
本当に美味しかったです!
ランス
ランス
俺とあなたの下の名前が作ったんだから当たり前だ
ドット
ドット
スカシピアスはまぁまぁだけどあなたの下の名前ちゃんのはすげぇうまかった!
フィン
フィン
洗い物は僕がやるよ!
(なまえ)
あなた
え、申し訳ないからいいよ…
ドット
ドット
俺とフィンがやるからあなたの下の名前ちゃんはゆっくりしててくれ!
(なまえ)
あなた
…ありがとう、じゃあお言葉に甘えて少し自室にいるね
フィン
フィン
うん!
僕は洗い物を二人に任せて自室へ向かった
~自室~
(なまえ)
あなた
(…久しぶりに楽器でも演奏しようかな)
僕はしまってあったヴァイオリンを取り出し軽く音を奏で始めた
(なまえ)
あなた
♪*⋆¸¸.•*¨*¨*•.¸¸⋆*♪
(なまえ)
あなた
(懐かしい…昔は父さんと一緒に演奏したな…)
僕は家族と過ごした楽しかった日々を思い出しながら演奏を続けた。

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