いつも通りの1日だった
朝早く起きて、起こして、準備して
行ってきますのキスをした
私がお茶子ちゃんと個性カウンセリングをしていたとき
____ドタドタドタ!!!
そこにはたまたま来ていた爆豪、緑谷
ピッ……
そう言われ映ったのは重症の恋人。
轟焦凍。
そうお茶子ちゃんが言う。
みんなが私を見ている気がする
この時の私は、どんなに酷い顔をしていたことだろう
頭の中は真っ白で冬なのに上着も羽織らず
事務所をあとにした
ぷるるるる……
察してくれたよう
ぷつっ
個性で私の走る速度を上げる。
藤谷病院 手術室前
病院に着いた頃にはもう自分も、医師も落ち着いていた
医師が暗い顔で出てくる
嫌な予感しかしない。
何となくわかっていた
もう、無理なんてこと
涙も出なかった
「ごめんな、先に行っちゃって。ありがとう愛してた。
ずっと、ずっっと大好きだ。」
その日、家に帰ってすぐに気づいたことがある
『個性で巻き戻せば』
個性で、時計を作る
『あの日まで、焦凍が死なない世界を見つけるまで、
やり直す』
『私が死んでも、ヴィランになっても。』












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。