第3話

キャニオン・キャンディ王国
135
2026/04/07 02:53 更新
注意_


あなたが車に酔ってる表現があります
お手数お掛けしますが、苦手な方はそこを飛ばしケイン看病ルートまでとばしてください🙇🏻‍♀️







あなたside_















着いた場所はお菓子の甘い匂いで囲まれ、全体的にピンクでファンシーな世界。















キャンディ・キャニオン王国の王であるルー女王様が、任務の説明し、強奪犯を捕まえるための専用のトレーラーを用意してもらった。















今はそのトレーラーに乗っているのだが…ある危機を感じている














あなた
酔った…















チョコの特徴的な甘い匂い×でこぼこ道の揺れで私の三半規管は死んでいた














ジャックス
まだ乗って10分ぐらいだけど…はやすぎない?
ジャックス
まぁガングルが運転下手なせいか

ガングル
ええー!?ごめんなさいあなた…

あなた
違う違うガングルのせいじゃないから安心して!!

ラガタ
あなた大丈夫…?

キンガー
酔い止めとかあったらいいのだが…
ケインを呼び出して作ってもらうか?

あなた
ケイン!?会いたい…でも申し訳ないからほんとにヤバくなったら途中で降りるね

ジャックス
そうしなよ吐かれたら困るしね

ポムニ
ジャックスその言い方はないんじゃない?

ジャックス
君も最初吐いてたもんね
だから同情してるの?

ポムニ
!?ムカつくわね












まぁ正直、少しだけって言っても結構気持ち悪い
少し経ったら降りようかな














ジャックス
よしガングル
ジャックス
奴らに追いついたら僕が飛び乗って中に入り込んで撃ちまくる!
ジャックス
誰だか分からなくなるまでね

ガングル
やっちゃいけないような気がするけど…

ジャックス
やっちゃいけないのは君の口答えだ
運転してろよ

ラガタ
じゃあ追いついたら私たちは…

ジャックス
決まってんだろ、こうするんだ

ポムニ
ちょっと!?!?















ジャックスがポムニの首を掴み、強盗犯の車と私たちの車の間に放り出してしまった















ジャックスそれは酷すぎる!!














ジャックス
いいぞその姿勢のままでいて、
何か持ってくる!

ポムニ
ジャックス…!アンタ███$☆#!!!

ジャックス
あっれーバズーカー見つからないな

キンガー
ポムニこれを掴め!















キンガーはポムニに浮き輪を投げたが、頭にぶつかっただけでどっかにいってしまった















キンガーって…天然だよね笑














ジャックス
あったぞ!よしポムニ、君はそのままね
僕が渡るから

ポムニ
ふざけてるの!?

ジャックス
あちょっと!…やってくれたねポ
ムニ、僕の橋が無くなった
















どうやら話を聞いてる限り、ポムニが敵のタンクローリーの上に乗ったらしい















何故かそれは岩場に向かっているみたい














ジャックス
おいリボン追えよ

ガングル
でも…あなたも酔ってるし…

ジャックス
反抗して口答えする気か?
あなたも別にいいだろ?

あなた
あーーうん…まぁ

ジャックス
ほらやれよ

ガングル















追いかけようとした瞬間、車全体が激しく揺れる
あっこれ結構オワッタかも















           …












ラガタ
あぁ…みんな大丈夫?

キンガー
もう一度言ってもらえるか?ナイフで聞こえなかった。あとあなたがしんどそうだ

あなた
うっ…ごめん結構やばい

ラガタ
!?あなたすごく顔色悪いわ!!
一旦あなたと私を降ろして!

ジャックス
はぁ?無理だよ
おいガングル奴らに突っ込むんだ

ガングル
えぇっでも

ラガタ
突っ込んじゃダメ!!ポムニがまだ乗ってる!!しかもあなたがすごい体調悪そうなのよ!















バンッ














ジャックス
そりゃ大変だ
あなたももう少し耐えて、そしたらすぐ降ろしてあげるかも

あなた
ラガタ!?大丈夫?

ラガタ
大丈夫よ…あなたは?

あなた
私…もう少し耐えてみるよ
それよりポムニが心配

ラガタ
そう…ほんとにしんどかったら私かキンガーに頼ってね

キンガー
任せてくれ、昆虫採集は得意だ

あなた
…笑ありがとう二人とも















二人とも優しすぎる…きっと強盗犯を捕まえたらすぐに降りれるはず。














ジャックス
はやくしろ
でないとラガタにあのことを言うぞ

ガングル
えぇ!?あはははははは















ドゴンッ














ポムニ
あんたら私を殺す気!?


あなた
うっ……















耐えると宣言したつかの間、今の衝撃で私の三半規管は限界に達してしまった。気持ち悪い、ほんとに吐きそうだけどみんなの前で吐きたくない















しんどい助けて














ラガタ
あなた?大丈夫?

あなた
ごめん…むり…

キンガー
…ケインを呼ぶか
ラガタ
そうね!きっと来てくれるはず
ラガタ
ケイン見てるんでしょ!来て!!















その瞬間_空間が歪んだ。














ケイン
おやおやハプニング発生かな?















ポンッと音をたてて派手に登場したのは私の好きな人…ケインだった














ラガタ
あなたが体調不良なの!!
はやく休ませてあげて!!

ケイン
それは大変だ!!
それじゃあいこうかあなた















ケインがパチンッと指を鳴らすとカラフルなゲートが開く。















ラガタ
あなた大丈夫?歩けそう?

あなた
うん…ありがとう…ごめんね

ジャックス
リタイアはやいね笑
まぁいいやまた後でねあなた

キンガー
あなたゆっくり休むんだ

ガングル
ごめんねあなた…















みんなが心配の言葉をかけてくれる中、
私はケインに支えられながらカラフルのゲートを抜けた




























ふわりと体が軽くなる感覚。















次に目を開けたとき、もうピンクでお菓子の匂いが漂う空間の中ではなかった















カラフルで少し不思議な部屋
柔らかいベッドに横になっている自分に気づく。














あなた
ここ…?

ケイン
おや、目が覚めたかな?

あなた
あれ、もしかして倒れちゃった?

ケイン
うんここに着いた瞬間意識失ってしまっていたから私もバブルもビックリしたよ!
ケイン
それより気分はどうだい?

あなた
まだちょっと気持ち悪いかも…

















素直に答えると、ケインは「なるほどなるほど」と大きく頷く














ケイン
安心したまえ!君のために“完璧な休憩空間”を用意したのだから














パチン、と指を鳴らす。














すると、部屋の色が少し落ち着いたトーンに変わる
照明も柔らかくなり、空気がひんやりと心地よくなる。














あなた
すごい…ケイン天才!

ケイン
だろう?















ケインは得意気に胸を張る















まだ完全には回復していないけど、ケインのおかげでさっきよりずっと楽だった。














ケイン
……しかし、無理はいけないね
ケイン
ずっと君を見ていたけどすごく辛そうだった、よく頑張って耐えたね















ケインが落ち着いた口調で言ってくる
ずっと見てたってどういうこと??なにそれ好き!!














あなた
ケイン… 途中で抜けちゃってごめんって思ってた…初めての冒険だったのに

ケイン
大丈夫だよ次の冒険て楽しんでもらえればいいんだ!!

あなた
ありがとう…















          … …














何分経ったのだろうか















私はベッドに横になったまま、ゆっくりと呼吸を整えていた。













あなた
…だいぶ楽になったかも!

ケイン
それは良かった!この完璧な環境調整が効いたようだね

あなた
うん!すごいよ!
















ケインは先程のように得意気に笑った














あなた
ねぇ、ケイン

ケイン
どうした?

あなた
ケインがいてくれて良かった
あなた
呼んだらすぐ来てくれたし、助けてくれて
すっごく安心したの
あなた
ケイン大好き















空気がぴたりと止まる















ケインはそっぽを向いてこちらを見てくれない…
待って私なんかやらかした!?














ケイン
いや…その……えっと…
ケイン
… HAHA!!もちろんだ!!私は皆に愛される存在だからね!!

あなた
私はそういう意味での”好き”ではないけどね

ケイン
!?

あなた
いつかこの感情がケインに伝わるといいな!















私が照れくさそうに笑った顔を見せると、ケインの頬は真っ赤に染まっていた














ケイン
君は…すぐそういうことをさらっと言うタイプなんだね

あなた
うんだって好きなんだもん
あなた
ケイン大好き

ケイン
あーーー…
ケイン
まぁいい…ゆっくり休むんだあなた















そう言うとケインはどこかに瞬間移動してしまった
照れてたのめっちゃかわいい好き














初めての冒険にはちゃんと参加出来なかったけど、私にとっては良い思い出になった気がした一日だった

















ケインside_














ケイン
……















頬の熱が冷めきらない、どうすればいいのだろうか













バブル
ケインさっきよりすっごい真っ赤だよ
またあなたのことでしょ!

ケイン
あぁ…彼女あなたはどうも私を狂わせてくる、今だって心臓がドキドキしていて…
















待てよ心臓がドキドキ?…なにかの不具合か…?















バブル
そっか、いつかわかるといいね!
あっ他のメンバーが冒険を終わったみたいだよ!

ケイン
本当か!すぐそっちへ向かうぞ














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