身体中から冷や汗が止まらない
入学してからずっと信頼できる 友達 だと思ってあ
でも相手はそう思っていなかったらしい。
どう回答すればいいか分からず、言葉が詰まる
「傷つけたくない」 「私は七海とどうなりたい」
「七海はどんな応えを望んでるのか」
この3つが頭の中がぐるぐる回る
ずっと絲堂の家に引きこもり、
生まれて15年間ずっと恋人はおろか友人すらいなかった
ごく稀に名家の人の子供が顔を出すだけ
それでも数回の関係で、友達とは呼べない
だからこんな時、どうしたらいいのか分からない。
聞き覚えのあるセリフ
でも、なんだか前とは違う風に感じた
言ってる人が違うからなのか、なんなのか。
私は反射的に七海の胸を抑えて突き放した
ふと見た七海の顔は今までになく傷ついていて、
でもどこかスッキリしたようにも見えた
今の私はどんな顔をしてるのだろう
想いを伝えてくれた七海にこんなこと言わせて。
まだ正直少し実感が湧かない
どちらかと言うと これが好き って気持ち
なんだという驚きの方が大きい











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。