第3話

噂3
18
2024/04/17 02:29 更新
さて、時はすぎて昼ごはんの時間に
昼ごはんはいつも体育館裏で食べている。
何故かと言うと、人が来ないからだ。
全体が草木に覆われており、真ん中にベンチがあるだけのちっぽけな空間。
草が多いところには当然虫もいる。いじめっ子たち_いわゆる陽キャ女子_は虫を怖がって来ないから。


弁当はお金が無いのでいつも自分で作っている。
おにぎりと卵焼きだけの質素な弁当しか作れないが。

5分程で食べ終わり、ぼーっと木を眺めていると"青い何か"が目に止まった。
「何かあるな」と軽く考えていると青い何かが蠢いているように見えた。
そこで初めて興味が湧いた。

斉藤 茜
斉藤 茜
何かいる…
私は1歩、また1歩と青い何かに近づいて行った。

そこで気づいた。


それが"青い小鳥"であることに


その青い小鳥は私の肩に飛び乗った。
斉藤 茜
斉藤 茜
きゃっ!!!
私はびっくりしてしまい、青い小鳥を落としかけた。

青い小鳥は私の手にちょこんと立っている。
その羽にはハサミで傷つけたような傷がついている。
痛々しい。
これも噂のせいなのか。
そう思うと同情心が湧いてきた。
この子も子供じゃないか。

私はバックを漁り、包帯、消毒液、ティッシュを取り出し小鳥を治療した。
斉藤 茜
斉藤 茜
痛くないからね…
小鳥は驚くほど大人しく、楽だった。
不器用なりに頑張ったつもりだったが、傷口だけではなく羽全体に包帯を巻いてしまっていた。
斉藤 茜
斉藤 茜
これじゃ、しばらく飛べないな…ごめんね。不器用で
小鳥はそれでも私の気持ちを受け取ったのか、「ちゅんちゅん」と嬉しそうにジャンプしてくれた。

暖かい。
この子、生きてる。


チャイムがなった
斉藤 茜
斉藤 茜
もうそろそろ行かなくちゃ。じゃあね
"あかり"



あかりというのは私が勝手に付けた名前だ。

気に入ってくれてるといいけど
主ちゃん
ちょっと長めにかきました!
主ちゃん
やっと本題に入れる…
主ちゃん
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