それから何度か担任と面談して、
スクールカウンセラーを紹介された。
毎週火曜日の2時間目の時間、
週1しかない美術の授業に参加せず、
1時間ずっとスクールカウンセラーの先生と
話をするだけだった。
正直、行きたくない学校にわざわざ行ってまで
スクールカウンセラーに通う意味はなかった。
「秘密は守ります」なんて嘘で、
担任に全部話が伝わってしまったし、
今までの出来事を話したところで
何も解決には至らなかった。
スクールカウンセラーの先生は
ホワイトボードやノートなど、
色々なものを使っていじめについて理解して、
まとめてくれた。
そしてそれを担任に伝えた。それだけだった。
初対面の人だったり、あまり関わりのない人だと
話しやすいとか、
逆に親しい人には話せないとか、
そういうとき、担任との間にスクールカウンセラーを
挟んだりとか、
ただ誰かに話を聞いてほしいとか、
解決することを目指しているのであれば
スクールカウンセラーは全く意味がなかったし、
授業に参加できずに補修になるだけだから
今思い返しても無駄な時間だったと思う。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。