第9話

Diary7
14
2026/04/09 07:20 更新
エミナ・バイオレット
エミナ・バイオレット
………暇だなぁ
あれから数週間が経った。
偶にこっそり城を抜け出しては私は彼に会いに行ってた。
だが今日は土砂降りの大雨で、外には出れなかった。
エミナの祖父
エミナ、何か読みたい本とかはあるか?
エミナ・バイオレット
エミナ・バイオレット
わ、びっくりした………
城内の図書館でゆっくりしていると祖父が後ろから声をかけて来た。
エミナ・バイオレット
エミナ・バイオレット
うーん、じゃあ龍さんについて教えて!
エミナの祖父
いいぞ
すると祖父は私の隣に座って話し始めた。
実は私が当時、龍について興味を持った理由は祖父の影響だ。昔、龍の絵本を読んでくれたことがきっかけで私は龍について興味を持った。
エミナの祖父
龍はな、頑丈なんだぞ
エミナ・バイオレット
エミナ・バイオレット
そうなの?
エミナの祖父
龍の鱗はとても強くて硬いんだ
祖父は龍についてとても詳しかった。
理由は私もよく知らない。恐らく本を読んで詳しくなったのだろう。
エミナの祖父
そして、龍と魔法使いのクォーターは龍族のなかでもとっても珍しくて準絶滅危惧種の数歩手前である程しか生息してないんだ
エミナの祖父
ちなみにこの王国にも龍族や龍のクォーターがいるんだが差別を受けている………
エミナ・バイオレット
エミナ・バイオレット
え、差別?
エミナの祖父
そうじゃ石を投げられたり、まともにご飯を食べれないことが多かったりするんじゃ
エミナ・バイオレット
エミナ・バイオレット
そ、そう…なんだ………
私は不安な思いで祖父の会話を聞いていた。
その時、私はついこの前助けてもらった龍の彼に会った時のことを思い出した。
エミナ・バイオレット
エミナ・バイオレット
(あ、そういえば_ _って私とは5つしか変わらない筈なのにかなり背が低かったし痩せこけていたかも………)
エミナ・バイオレット
エミナ・バイオレット
(………明日パンとかおやつ持って行こっと)
エミナ・バイオレット
エミナ・バイオレット
(もし私が将来立派な王女になったら絶対に差別のない国にしよう………)
バイオレット王国の龍が住むエリア
他のエリアと比べると比較的廃れている。
他のエリアよりも建物が古く、耐久性もそこまでなかったり、差別の影響によりまともな生活ができてない人が多くいる。
特に魔法使いと龍のクォーターは異質な存在として通行人に石を投げられ暴言を吐かれたり、叩かれたりと更に酷い差別を受けていた。

普段は人間の姿だが、龍の姿になることもできる。
そして特殊な種族だからか鱗、肉、翼などの全てが高値で取引されている。
特に、魔法使いと龍のクォーターは異質であり準絶滅危惧種並みにしか居ない。その為かあまり知られていないが鱗、肉、翼の全てが普通の龍よりも更に高値で取引されている。

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