第97話

大介 胃腸炎
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2025/10/10 11:00 更新
辰哉side
今日は夜からダンスレッスン。

といっても、もっさんを中心に進めてく自主練みたいなもんだから気は楽なんだけど。

今日の仕事がこれだけの人も居れば、他の仕事終えてからやってくる奴もいる。

まぁみんな忙しいしな。






そんな中始まったレッスン。

仕事終わりの人達も居るし、割とゆるめの雰囲気で進められていく。





ただ…夜からの仕事でも、皆がどんなに疲れていても、変わらず元気いっぱいの佐久間の元気がない。

今日も早くから仕事だったみたいだし、さすがの佐久間でも疲れてるのかな。

ちょっと心配だけど、とりあえずダンスレッスンに集中していた。





少しして、休憩に入った時
大介
ごめん…ちょっと体調悪くて…帰ってもいいかな…?
急にそんなことを言い出した。

疲れてるとは思ってたけど、まさか体調悪かったとは…

というか、熱があっても気付かないような奴が、自ら体調不良を訴えるなんて…


みんなも同じことを思ったのか、目を丸くしていた。
え、大丈夫か??
大介
うん…なんか、お腹気持ち悪くて…寒気するから…
おいおい、大丈夫かよ…

さすがに一人で帰すの心配だな…
辰哉.
なぁ、俺も帰っていい?佐久間一人にさせるの心配だわ。
あ、うん、そうだな。
翔太
待て。俺車で来てるし、俺が送る。
辰哉.
なべ、いいの?
翔太
おう。ふっかだけだと心配だし。
辰哉.
ぉおい!わら
ということで、俺らはなべの車に乗り込んだ。



翔太
袋。一応渡しとく。
辰哉.
預かる。
翔太
佐久間、吐いちゃってもいいからな。
大介
ん〜…ありがと…
翔太
一応予備はそこのポケットに入ってるから。
辰哉.
おう。
そう言うと車が動き出した。

翔太
佐久間、寝れそうなら寝ときな?
大介
うん…
なべはそう言うけど、体調悪い時って寝るのもしんどいよな…






そんな心配をよそに、佐久間は窓に頭をあずけてすぐに寝てしまった。



車の中で寝るところなんて見たことないし、それも少し驚いた。







翔太
佐久間寝た?
辰哉.
うん。
翔太
そこの薬局寄るわ。
辰哉.
おう
翔太
必要そうな物買ってくるから、佐久間のこと見てて。
辰哉.
りょーかい
そう言うと通り道にあった薬局に寄ったなべ。





少しして大きめな袋を下げて戻ってきた。
翔太
佐久間どう?
辰哉.
ずっと寝てるよ。
翔太
そっか。じゃ、動くよ。







少しして佐久間の家に着いた。


佐久間は未だ眠ってる。
辰哉.
佐久間のこと起こす?
翔太
いや、せっかく寝れてるなら、俺がおぶってく。
辰哉.
いける?
翔太
まぁ、筋トレしてるし。
佐久間をなべの背中に乗せ、俺は荷物を持つ。


寝てるけど、一応…
辰哉.
佐久間、鍵開けるぞ。
大介
うん〜…
あれ?起きてる?
辰哉.
佐久間、起きてたの?
大介
うん…
起きてたのに、なべの背中から降りないところを見ると、歩く元気はないってことかな。

それはそれで心配…
翔太
おじゃまします
辰哉.
おじゃましまーす
佐久間の家に入ると、佐久間の愛猫のシャチとツナがお出迎え。

いつもと様子の違うご主人様に少し心配そうにしている。
翔太
佐久間、とりあえずソファーにおろすよ。
大介
うん…
佐久間はソファーにおろされると、そのまますぐに横になった。
翔太
ふっか、佐久間熱あるわ。
俺の近くに来て、そう伝えるなべ。
辰哉.
やっぱりか。
翔太
佐久間、体温計どこ?
大介
そこの引き出し…
翔太
あぁ、これか。
なべは体温計を手に取ると、佐久間の脇に挟んだ。


少しして体温計が鳴る。

表示には38.2度。
翔太
やっぱ熱あるわ。
辰哉.
これはしんどいよな…
佐久間はぼんやりしながら天井を見てる。

こんなに弱った佐久間…

心配だよ…

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