その後
不死川さんが鬼の醜さを証明すると言い
自身の腕を斬りつけ、稀血によって
自分自身を妹さんに襲わせようとしましたが
妹さんはそっぽを向きました。
これにより、柱全員が納得したわけではないですが
ひとまずは竈門さんたち兄妹を生かすことになりました
他の柱たちは皆退室した座敷で
あなたはお館様の前で正座していた。
わたしだけお残りになった理由......
それは_________
あなたは恭しくお辞儀し、座敷を後にした。
すっかり夜も更けて、眠気は全て吹き飛んだ
昼間よりもフラフラしていない足取りで廊下を歩く
丈の合わない羽織を着た背中に、
凛と澄んだ声がかけられた。
あなたがゆったりと振り返る。
あまね様は何か思い詰めた表情をさせながらも
わたしに近づいてこられた。
言葉の意味を理解する前に
わたしは、あまね様に抱きしめられていた
何故.....あまね様に見透かされているのでしょうか......
あぁ....そういえば、
あまね様も予知夢がお見えになるのでしたね.....
あまね様のひんやりとした心地よい腕の中で
安心させるように、微笑んだ。
その笑顔は何故か、泣き出す手前の子供のようだった。
あまね様は、
まだ何か言いたげな表情をされていましたが
腕から抜けて、去っていく少女を引き留めはしなかった
あなたが溟眠邸への道を歩いていると、
一羽の鴉が肩の上に止まった。
あなたのおばあちゃん鎹鴉、子鈴が
ゆっくりと、あなたを労う言葉をかける。
あなたはそう言って、自身の鎹鴉の頭を撫でた。
ふと、空を見上げると東の空が赤く染まり始めていた。
この様子ならば、午後からは曇るでしょうね
ズキン.....
あなたたちは、少し急ぎ足で屋敷へと向かった。

アンケート
夢主ちゃん、曇らせていいですか?
曇らせちゃえ!!
76%
え、絶対ダメ!!
24%
投票数: 25票












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。