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第6話

屋上の出会い
キーンコーン…

お昼のチャイムが鳴る。

「蒼ーお昼食べよーぜー」

「…悪い、泉田。今日用事あるから。」

「おう。」

そう言い、僕は屋上へ向かった。

〝用事〟は、1人になる口実だった。

僕は考え事するときいつも屋上へ行く。

一人の時間が僕の心を癒してくれた。

だが。今日は、先着が1人居たようだ。

「あ、すみませ」

先着は本条飛鳥だった。

「あっ…蒼君。ごめんね。…使う?」

「いや。僕はいいよ、教室戻るね」

そう言い、帰ろうと屋上のドアノブに手をかけた時だったー

「…っ待って!!」

「!」

彼女は僕のシャツを掴んだ。

「本条さ…」

「一緒に!屋上使おう…?」

「え。いいの?」

「だって友達だから。」



〝友達〟その一言で彼女と繋がっている僕は断わらずにその誘いに乗った。