【話の腰を折る自我が強すぎる補足情報】
・ついにやってきましたベオグラード編!
・これから怒涛のメンヘラヤンデレ展開でお送りしたいと思いまーす!!
・同志ゆーごはメンヘラ化してます
・若干いつもと性格が違う可能性…
結局技術的な理由により僕がベオグラードに出向くことになった。
なんで返事なんて書いてしまったんだとものすごく後悔している。後でモスクワから来るであろうえぐい風評被害の嵐のことを考えると血の気が引いてきた…
そんなこんなでベオグラードの空港に着くころには、飛行機酔いと眠気と体の震えで、もう脳の中がぐちゃぐちゃ。
正直、革命の時の餓えレベルでキツい。
死にそうになりながら飛行機にかかる階段を降りていく。空には霧がかかり、どんよりと曇っていた。
で、同志ユーゴはそんな状態の僕に
潰れそうなほどの圧のハグと
トリプルキス(迫真)をしてきたわけで。
僕はもう限界だってよ!!!!
同志ユーゴは数年前に会ったときよりも明らかに痩せていた。動きもどこかぎこちなく、ここ数日間寝ていないように見えた。
今日の同志ユーゴは本当にこれしか言わない。たぶん今日だけで5回は聞いてる。
まあ軽く受け流しとけばいいだろうと適当な返事をしておいた。
すると、同志ユーゴの瞳がキュっと縮こまり、ウサギを狙うオオカミの目で僕を見つめたのだ!!
背筋が凍りついて固まっていたところを、同志ユーゴは僕の骨を砕かんばかりの力で抱き寄せた。
僕が死の気配を感じていると、飲み込んだような泣き声が聞こえてきた。
背中に冷たいものが当たる感覚。
同志の首筋にちらつくくすんだものは、古傷か、シャツの影か、はたまた違うものなのか、
僕が正解を知ることはないだろう。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。