第12話

ベオグラードにて①メンヘラ化した先生ほど痛いものはない
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2025/10/18 21:22 更新
【話の腰を折る自我が強すぎる補足情報】
・ついにやってきましたベオグラード編!
 ・これから怒涛のメンヘラヤンデレ展開でお送りしたいと思いまーす!!

・同志ゆーごはメンヘラ化してます
 ・若干いつもと性格が違う可能性…
結局技術的な理由財政難により僕がベオグラードに出向くことになった。
なんで返事なんて書いてしまったんだとものすごく後悔している。後でモスクワから来るであろうえぐい風評被害の嵐のことを考えると血の気が引いてきた…
あなた
んえぇ………………
そんなこんなでベオグラードの空港に着くころには、飛行機酔いと眠気と体の震えで、もう脳の中がぐちゃぐちゃ。
正直、革命の時の餓えレベルでキツい。
あなた
うーーっ………
死にそうになりながら飛行機にかかる階段を降りていく。空には霧がかかり、どんよりと曇っていた。

民主連邦ユーゴスラビア
同志あなたの同志たちから呼ばれたい名前っ!!!
で、同志ユーゴはそんな状態の僕に
あなた
ど、同志ゆーご……
潰れそうなほどの圧のハグと
民主連邦ユーゴスラビア
まさか来てくれるなんてな……
トリプルキス(迫真)をしてきたわけで。
あなた
し、しぬぅ…………
僕はもう限界だってよ!!!!
同志ユーゴは数年前に会ったときよりも明らかに痩せていた。動きもどこかぎこちなく、ここ数日間寝ていないように見えた。
あなた
お久しぶりですね同志ユーゴ…
民主連邦ユーゴスラビア
ああ…いつぶりだろうな…
民主連邦ユーゴスラビア
何度も言うが、同志が来てくれて本当に嬉しい…
今日の同志ユーゴは本当にこれしか言わない。たぶん今日だけで5回は聞いてる。
あなた
「同志」ですから…
まあ軽く受け流しとけばいいだろうと適当な返事をしておいた。


すると、同志ユーゴの瞳がキュっと縮こまり、ウサギを狙うオオカミの目で僕を見つめたのだ!!
民主連邦ユーゴスラビア
同志あなたの同志たちから呼ばれたい名前は、まだ、私のことを「同志」と呼んでくれるんだな…。
背筋が凍りついて固まっていたところを、同志ユーゴは僕の骨を砕かんばかりの力で抱き寄せた。
あなた
(く、苦しい…やばいやつだこれ!!)
僕が死の気配を感じていると、飲み込んだような泣き声が聞こえてきた。
民主連邦ユーゴスラビア
………っ、………
背中に冷たいものが当たる感覚。
あなた
同志…、大丈夫…ですか……?
民主連邦ユーゴスラビア
すまない……すまない同志あなたの同志たちから呼ばれたい名前…ッ………………
同志の首筋にちらつくくすんだものは、古傷か、シャツの影か、はたまた違うものなのか、
僕が正解を知ることはないだろう。

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