第13話

ベオグラードにて②刺客、現るる
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2025/10/22 21:30 更新
【話の腰を折る自我が強すぎる補足情報】
・今回中の人要素強強案件です
 ・タイトルからお察しください。だけどユーゴネタで一番つおいのこれなんですもん!!!!(言い訳)

・夢小説と偽ってバトルものになってしまう
 ・欧州のやつから変わらぬ流れ()
そうして僕が同志ユーゴに押しつぶされていたとき…
ヒュン、
銃弾が僕の頬をかすめた。微かな火薬の匂いがする。
民主連邦ユーゴスラビア
ッ……あなた、伏せろ!!
同志ユーゴはすぐさま黒光りする拳銃を抜き、応戦する姿勢に入った。
someone
あー…外しちゃった…
コツ、コツ、コツ…
闇の中から冷たいブーツの音が近づいてくる。
ゆっくり、ゆっくりと浮かび上がっていくその顔は、同志ソビエトに似ていた。
someone
まあいっか。
刺客は……
リトアニア・ソビエト社会主義共和国
また撃てばいいんだし。
……同志リトアニアだった。

民主連邦ユーゴスラビア
チッ………ソビエトめ………
同志リトアニアと同志ユーゴの睨み合いがしばらく続いた。永遠のように感じられた時間は、1分?30秒?それとも1秒だったかもしれない。
バンッ…!!!
同志ユーゴが引き金を引いたとき、銃撃戦の火蓋は切られた。
それからしばらくして…
民主連邦ユーゴスラビア
はぁ………はぁ………
リトアニア・ソビエト社会主義共和国
なーに?パルチザンの人民英雄サマももう降参?
状況はかなりまずい方に転んでいた。
刺客…すなわち同志リトアニアの目にも留まらぬ素早さに、(たぶん)寝不足の同志ユーゴは体格で勝っているとはいえ…かなーり押されていたのだ。
あなた
(まずいまずいまずいまずい!!!)
僕も参戦したほうがいいっていうのはごもっともなんだが……参戦するってどっちにつけばいいのよ!どっちも僕の同志だってのに…

とりあえず一安心しようと腰のあたりを触ってみる。
あなた
え?
え?なんでだ?なんで何もない…………

待て、これは本当にやばいぞ……
あなた
( 拳 銃 忘 れ た … ! )
最悪の事実に僕が大混乱していると、


パン、ぐじゅ………

息を潜めるような銃声と、戦地で何度も聞いた最悪の音が。
あなた
ど、同志…!?
見れば、同志ユーゴが肩を押さえていた。
表情は変わらず同志リトアニアを睨みつけていたけれど、下まぶたがピクピクと動いているのは痛みか、はたまた憎しみか。
軍服についた赤黒い染みがどんどん広がっていく。
リトアニア・ソビエト社会主義共和国
その様子だと…もう戦えない感じ?
民主連邦ユーゴスラビア
偽りの革命…帝国主義国家め………
同志リトアニアは瞬きする間も与えず一気に同志ユーゴとの距離を詰め、その首に銃口を向けた。
リトアニア・ソビエト社会主義共和国
それじゃあ、もうおしまいってことにしよっか。
同志の右手には注射器が握られている。それを、同志ユーゴに突き立てて…………
僕はその瞬間を直視することはできなかった。





部屋がしーんと静まりかえる。
リトアニア・ソビエト社会主義共和国
第1目標達成。…ってことで、同志あなたの同志たちから呼ばれたい名前もしばらくオヤスミしててね。
振り向いた頃には僕は同志リトアニアに組み伏せられ、同志ユーゴに打ったものと同じ、あの太くて恐ろしい注射器を向けられていた。
肌にヒヤリとした針の感触。
減っていく注射器の中の薬剤。

僕の視界は暗転した。

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