第4話

☺︎
502
2020/03/04 02:14
忘れてしまっている様な気がして怖くて仕方がない。



黎弥
黎弥
あなたさんどうしたの?
そう言って私の視線を遮る君
you
you
なんでもないよ.....
黎弥
黎弥
そっか!!
そう言って子供のような笑顔を私に向ける君。
黎弥
黎弥
ねえあなたさん!
you
you
今度は何?
黎弥
黎弥
今日もあそこ行こうよ!
you
you
いいよ☺️
黎弥
黎弥
よし!決まったらすぐ行動だぁぁ!
you
you
えっ?えっ?い、いま...!?
そういってはしゃいで私の手を力強くつかみ

病院の廊下をバタバタ走る黎弥くんとわたし
看護師
ちょっとー!廊下は走らないで!
そんな看護師たちの声は周りからたくさん聞こえる
you
you
ね、ねえ
ゆっくりでいいから歩いて行こ?
そう言うと君は
黎弥
黎弥
あなたさんがそう言うなら.....
そう言って歩くスピードを落とす君。

それでも繋いだ手は絶対に話さない。

そう言うこと平気でしてくるから気が狂う

黎弥くんが行きたがってたそこ(花畑)につくと

君は花畑の周りを元気よく走り回って

綺麗に空を舞う青い蝶々を追いかけてる

あぁほんとに可愛い

昔からそう言うとこ変わってないな

そんな可愛い君を待てるだけで幸せになれる

でも.....

でも.....

忘れないで欲しかったな........

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