第22話

Twenty two
3,666
2025/02/15 15:42 更新







『今は無理だってわたしもわかってるけど、』


🤖「うん、今は」






なぜかあさひのほうが寂しそうな顔をして


じっとわたしを見つめてくる。







🤖「、、今はあかんねん、」


『、、じゃあいつになったら、』







わたしのことちゃんと見てくれるの






『わたしはちゃんと見てもらえるの、?』


🤖「、っ、、」







はぁ、って辛そうにため息をつく。


呆れられたかなあ、


あさひが何か言いかけるのを見て


何言われるか怖くて少し構えると







🤖「もう、、見てるよ、とっくに」


『、、え?』


🤖「十分すぎるぐらい」







思ってもみなかった答えが返ってきた。


えどーゆーこと、


もう見てるって







🤖「言ったやん俺嘘ついてへんって」


『じゃあ、あの子って、』


🤖「、、あなたしかおらんよ、」







恥ずかしそうに俯いて


口元を手で隠す。








🤖「あなたが卒業するまで隠しとくつもりやったのに」


『、、なんで、』


🤖「一応職員やからな、俺は」







でもそんな悲しそうな顔されたら


もう言うしかないやん、って


タチ悪そうに呟いた。







『、、え、冗談、』


🤖「こんな冗談言うわけないやろ」








ずっとそう願ってたのに


いざそうなったらなんか急に怖くて


どうしても否定してしまいたくなる。







『いつから、』


🤖「、、1番最初に数学教えた時ぐらい」


『え、』







そんなのめちゃくちゃ前じゃん


なんで気づかなかったんだろ


どんだけ隠すのうまいの、







『うそ、』


🤖「ほんま」


『でも、』


🤖「急になんでそんな信じてくれへんの、ㅎ」


『だって信じれないでしょ、』







叶わないものだと思いながら


それでもちょっと期待してただけなのに


いきなりあさひにこんなこと言われて


もう心臓溶けそう







🤖「、、好きやよ」


『っ、』


🤖「ずっとごめんな、」








思わせぶりに見えたよな、


ずっと遊ばれてる気分やったよな、って


わたしを優しく抱きしめた。







『ぇっ、あさ、』


🤖「ほんまにすきやから、」


『しんじゃう、わたし、』


🤖「しなへん、」


『もうむりどうしよしんじゃう、』


🤖「ハグでしんでたらこの先どーすんの、ㅎ」


『この先、!?』







もうむりどうしよしぬ本気で


だめだわたし足力入んなくなってきた







🤖「いつもの勢いどこ行ったん ㅎ」


『もう、むり、ほんと、すき、』


🤖「俺も、」






抱きしめるのをやめたと思ったら


わたしの肩に手を置いて


わたしの顔を覗き込んできて







🤖「、、ちゃんと誰にもばれへんようにするからさ、」


『うん、?』


🤖「俺と付き合ってください」







そうわたしに言ったあさひの表情は


今まで見たことないぐらい真剣で


今までにないぐらい、かっこよかった。






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