『今は無理だってわたしもわかってるけど、』
🤖「うん、今は」
なぜかあさひのほうが寂しそうな顔をして
じっとわたしを見つめてくる。
🤖「、、今はあかんねん、」
『、、じゃあいつになったら、』
わたしのことちゃんと見てくれるの
『わたしはちゃんと見てもらえるの、?』
🤖「、っ、、」
はぁ、って辛そうにため息をつく。
呆れられたかなあ、
あさひが何か言いかけるのを見て
何言われるか怖くて少し構えると
🤖「もう、、見てるよ、とっくに」
『、、え?』
🤖「十分すぎるぐらい」
思ってもみなかった答えが返ってきた。
えどーゆーこと、
もう見てるって
🤖「言ったやん俺嘘ついてへんって」
『じゃあ、あの子って、』
🤖「、、あなたしかおらんよ、」
恥ずかしそうに俯いて
口元を手で隠す。
🤖「あなたが卒業するまで隠しとくつもりやったのに」
『、、なんで、』
🤖「一応職員やからな、俺は」
でもそんな悲しそうな顔されたら
もう言うしかないやん、って
タチ悪そうに呟いた。
『、、え、冗談、』
🤖「こんな冗談言うわけないやろ」
ずっとそう願ってたのに
いざそうなったらなんか急に怖くて
どうしても否定してしまいたくなる。
『いつから、』
🤖「、、1番最初に数学教えた時ぐらい」
『え、』
そんなのめちゃくちゃ前じゃん
なんで気づかなかったんだろ
どんだけ隠すのうまいの、
『うそ、』
🤖「ほんま」
『でも、』
🤖「急になんでそんな信じてくれへんの、ㅎ」
『だって信じれないでしょ、』
叶わないものだと思いながら
それでもちょっと期待してただけなのに
いきなりあさひにこんなこと言われて
もう心臓溶けそう
🤖「、、好きやよ」
『っ、』
🤖「ずっとごめんな、」
思わせぶりに見えたよな、
ずっと遊ばれてる気分やったよな、って
わたしを優しく抱きしめた。
『ぇっ、あさ、』
🤖「ほんまにすきやから、」
『しんじゃう、わたし、』
🤖「しなへん、」
『もうむりどうしよしんじゃう、』
🤖「ハグでしんでたらこの先どーすんの、ㅎ」
『この先、!?』
もうむりどうしよしぬ本気で
だめだわたし足力入んなくなってきた
🤖「いつもの勢いどこ行ったん ㅎ」
『もう、むり、ほんと、すき、』
🤖「俺も、」
抱きしめるのをやめたと思ったら
わたしの肩に手を置いて
わたしの顔を覗き込んできて
🤖「、、ちゃんと誰にもばれへんようにするからさ、」
『うん、?』
🤖「俺と付き合ってください」
そうわたしに言ったあさひの表情は
今まで見たことないぐらい真剣で
今までにないぐらい、かっこよかった。
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☆400+ ありがとうございます🙏🏻💗













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。